11月4日(金)から6日(日)の3日間、姫路工学キャンパスで兵庫県立大学大学祭実行委員会西支部主催の「第19回兵庫県立大学工大祭」が開催されました。
工大祭は、本学の西側の地域に位置するキャンパスに通う学生が姫路工学キャンパスに集い、例年11月に開催している大学祭です。
今年の工大祭は、「祭度あの頃の輝きを」をテーマに行われました。3年ぶりに学内の関係者に限定せず、地域の方々にも来場していただいての開催となり、趣向を凝らしたステージイベントや模擬店、展示が多数行われ、会場内は賑わいを見せました。
ステージイベントの様子
屋外特設ステージでは、大学祭実行委員会の企画で行われた9つのイベントと、クラブ・サークルの5団体によるステージがありました。また、1日目の11月4日(金)には、吉本興業株式会社から5組のお笑い芸人をお招きしての「よしもとお笑いライブ」を、11月6日(日)には、体育館でタレントの生駒里奈さんをお招きしてのトークショーが行われました。
模擬店の様子
模擬店については、クラブ・サークル・学生団体から15団体による出店がありました。また、新型コロナウイルス感染防止の観点から中止となっていたフリーマーケットの出店が今回の工大祭から再開することとなり、地域で活動されている11の団体に参加いただきました。飲食物の提供については、12のキッチンカーをお招きし、出店いただきました。
クラブ・サークル・学生団体による模擬店
キッチンカーによる出店
展示イベントの様子
教室及び書写紀念会館では、クラブ・サークル・学生団体による展示やコンサート、ライブが行われました。展示については、天文部や鳥人間部などの6団体、音楽系団体はロック部やJAZZ同好会などの4団体が参加しました。
第19回兵庫県立大学工大祭を振り返って
兵庫県立大学大学祭実行委員会西支部実行委員長の永田晴飛さんは、「先日行われたテクノフェスタ、エコフェスでは、コロナ禍ということもあり、例年の目的の1つである『地域の方への貢献』ができませんでした。そこで今年度の工大祭では、『祭度あの頃の輝きを』という副題を掲げ、在学生に楽しんでもらえる大学祭に戻していこうとするだけでなく、コロナ禍以前のように、地域の方々にもお越しいただいて楽しんでいただけるような大学祭にしたいと考えながら運営してきました。副題に掲げたコンセプトを基に、コロナ禍での工大祭としての新たな試みとして、学外の方の入場を可能としたことや、キッチンカーでの飲食の提供と室内での部活動発表、体育館でのトークショーなど様々なイベントを企画し、昨年度よりもより楽しめる工大祭を目指しました」と、準備段階のときのことを振り返ります。
様々な準備を経て迎えた工大祭当日については、「3日間で延べ2,000人以上という想定よりも遥かに多い来場者の方にお越しいただき、大盛況のうちに終えることができました。3年ぶりに一般来場を可能にしたこともあって、小さなお子様から大人の方まで多くの地域の方々にご来場いただき、大学祭らしい活気を感じることができました。また、昨年度よりも大学祭の規模が大きくなった分、スタッフの仕事量も増えて全体的にかなりバタバタとした印象でしたが、嬉しいことに多くの来場者の方から『楽しかった!』というお声をいただき、本当に頑張って良かったと感じました」と、永田さんはいいます。
最後に永田さんは、「今回の工大祭は、自分たちの力だけでは絶対に成し得なかったと思います。携わってくださった学務課の職員の方や大学の先生方、大学周辺の自治会や地域の方々、工大祭に参加していただいた学生団体や、キッチンカー、フリーマーケットに出店してくださった方々、そして、コロナ禍という中で、対面での工大祭を初めて成功させ、基礎を築いてくださっていた先輩方、本当にありがとうございました」と、感謝の言葉を述べました。
本学の東側の地域に位置するキャンパスに通う学生が神戸商科キャンパスに集って開催した「兵庫県立大学祭 商大祭2022 C-NAS祭」の当日の様子については、下記のリンク先からご覧になれます。
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