12月13日(日)に南あわじ市福良地区防災フェスタ実行委員会主催「福良津波防災フォーラム2020」が開催されました。本学からは、防災リーダー教育プログラムの副専攻生を中心に、学生災害復興支援団体LAN及び減災復興政策研究科の有志学生21名が参加し、イベントの企画と運営を担当しました。
本イベントは毎年9月に行われていましたが、今年はコロナウイルスの影響により、12月に延期して実施されました。また、例年は老若男女問わず多くの地域住民の方々が参加していましたが、今年は自治会などの役員、南あわじ市長をはじめとする行政職員、そして淡路県民局職員の方々のみの参加となりました。
受付では、看護学部の学生が検温と手指の消毒を参加者に呼びかけ、チェックシートを用いて健康状態を確認しました。また、会場では座席の間隔を十分にとるなど、徹底したコロナウイルス対策を行いました。
アクリルパーテーション越しに受付をする学生
企画発表では、学生が「南海トラフ地震で発生する津波に対する避難経路や、一時避難場所に関する課題抽出とその解決策」や「空き家の防犯や防災上の課題とその解決策」について説明しました。
また、学生自らが出演する防災劇「南海トラフ地震に備えて」を上映し、昭和南海地震を参考にしつつ、巨大地震に対する備えの重要性を伝えました。
イベントの最後には、関西大学の教員と本学減災復興政策研究科 森永速男教授が、津波防災をテーマにそれぞれ講話をしました。
司会を担当する学生
防災劇について説明する学生(左)と、劇のビデオ映像を鑑賞する参加者(右)
南海トラフについて講話をする森永教授
コロナウイルスの影響により、例年とは多少異なるプログラムで開催されましたが、今年の「福良津波防災フォーラム2020」も大変有意義なイベントとなりました。
運営スタッフの集合写真 ※撮影時のみマスクを外しました
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