新入学生のみなさん、ご入学おめでとうございます。

4月7日(火)、神戸国際会館こくさいホールにおいて、令和8年度兵庫県立大学入学宣誓式を挙行しました。
今年は、学部生1,298名、大学院生507名(合計1,805名)が入学し、大学生活をスタートしました。





式典の司会・進行は、国際商経学部3年生の小野絹花さんと、環境人間学部4年生の岩本咲希さんが行いました。

左から小野絹花さん、岩本咲希さん
髙坂誠学長は式辞の中で、教育、研究、社会貢献の観点から大学の存在理由について言及し、「大きく変貌する時代と地域は、高度な専門性と深い教養、国際対話力とアントレプレナー精神を有し、自立したしなやかな知性を求めています。私たちは世界の学術機関と結び、学問の自由と調和を守り、そして、人々の間に壁を作るのではなく橋を架ける、他者に寄り添い痛みを分かり合うことのできる、地球の未来に責任をもつ若者を育てていきます。研究では、世界が直面するさまざまな課題の解決に、尖鋭的、実践的な研究活動を通して貢献することです。科学技術に国境はありません。学際的研究のグローバルハブとして、地域社会システムの中核インフラとして、産学官市民連携による総合知でイノベーションを加速させ、大学発ベンチャーなどを通して、その成果を広く社会に還元していきます。社会貢献では、豊かで多彩な未来社会のビジョンを示し、新たな価値と希望を生み出すことです。本学は、SDGsに謳われている”No one left behind(誰ひとり取り残さない)”の考え方を基底に据え、地域から信頼され世界に通用する学知の空間を目指して、学生ファーストの視点から創造的改革を進めます」と述べました。

また、DXが社会環境を一変させ、教育のかたちを根底から覆したと指摘し、「AIが社会を支える新しいOS(Operating System)になって、コミュニケーションからシミュレーションまであらゆるところに進出し、人間の優位性を揺るがす時代がきています。DXは、市民参加型民主主義の新たな可能性を広げる一方で、本物と偽物の区別が困難なディープフェイクや、事実をねつ造するハルシネーション、自分と異なる他者への悪意に満ちたヘイトスピーチが氾濫し、社会の不寛容さと分断を生み出してきました。情報科目を高校で学んだデジタル世代であるみなさんは、情報科学技術の功利性に目を奪われることなく、論理的に考えて理性的に判断し、水平的、複眼的な視点から対案を提示する、criticalでcreativeな思考力を、大学生活を通してしっかり錬磨してください。思慮のないことばは人の心を傷つけます。自分のことばに責任を持つこと、ことばには責任が伴うことをしっかり心に留めてください」と呼びかけました。
最後に、「大学は多様な感性を持った他者と出会い、自己を相対比できる場所です。大学時代に得た友人は生涯の友になると言われています。一期一会を大切に、切磋琢磨できる多くの学友に出会ってください。ともに迷い、ともに苦しみ、感動を分かち合い、恵まれた幸運に感謝しながら、手をたずさえて進んでください。苦しくて切ないときは、人を頼る勇気を持つことです。みなさんは私たちが未来に届ける大切な贈り物です。まだ見ぬ世界の鼓動を感じ、新しい風を大きな翼に変えて、さらに高く、遠くへと蒼空へと翔けてください」と語りかけました。

國井総一郎理事長、齋藤元彦兵庫県知事、山口晋平兵庫県議会議長から祝辞をいただきました。

國井総一郎理事長による祝辞

齋藤元彦兵庫県知事による来賓祝辞

山口晋平兵庫県議会議長による来賓祝辞
地域資源マネジメント研究科の白柳恋季さんと環境人間学部の氏原京志郎さんが新入学生代表宣誓を行い、「私達は、兵庫県立大学の学生として、学則を守り、社会の一員にふさわしい教養を身につけるとともに、学術の修得と研究に励むことを誓います」と宣誓文を読み上げました。

白柳恋季さんによる大学院新入学生宣誓

氏原京志郎さんによる学部新入学生宣誓
学歌斉唱では、兵庫県立大学看護学部合唱団LARIMARに所属する奥原一花さん、坂野莉子さん、春名優希さん、河村咲貴さん、福永奈々花さんの5名が伸びやかな歌声で学歌を斉唱しました。


最後に、大学魅力紹介として本学の紹介動画を上映しました。

兵庫県下各地に広がる9つのキャンパスでは、新入学生のみなさんを迎え、4月8日から授業が始まっています。大学生活では、勉学や研究、海外留学、クラブ活動、地域貢献活動など、さまざまな経験をし、多くの出会いを通してさらなる成長を遂げ、将来の夢や目標を叶えてください。
みなさんの大学生活が充実したものとなるよう、教職員一同、応援しています。




COPYRIGHT © UNIVERSITY OF HYOGO. ALL RIGHTS RESERVED.