5月12日(日)、播磨理学キャンパスにおいて、兵庫県立大学学生自治会学生会西支部・兵庫県立大学大学祭実行委員会西支部主催の「テクノフェスタ2024」が開催されました。
テクノフェスタは、学生自治会学生会西支部が中心となって例年5月に開催されている理学部の学部祭です。学生自治会が企画・運営するイベントをはじめ、普段は姫路工学キャンパスや姫路環境人間キャンパスで工学部・理学部・環境人間学部の学生が一緒に活動を行っているクラブ・サークル・学生団体等が、播磨理学キャンパスで日々の活動の成果を発表する機会になっています。また、地域の方をはじめとした一般の方々にも来場いただける機会となっており、「理学部らしさ」が感じられる企画イベントも行われています。
テクノフェスタでは、播磨理学キャンパスとJR相生駅及びJR姫路駅をつなぐ無料の臨時バスの運行が行われました。(姫路駅-播磨理学キャンパス間1便、相生駅-播磨理学キャンパス間3便、播磨理学キャンパス-相生駅間4便運行)
当日は、兵庫県マスコットの「はばタン」も来場しました。
ステージイベントの様子
体育館内に設けられたステージでは、午前10時から閉会の午後5時まで、学生自治会により企画されたイベントをはじめ、吹奏楽サークルやロック部、ダンス同好会、演劇のグループによるパフォーマンスが繰り広げられました。また、午後には吉本興業株式会社から3組のお笑い芸人の方々をお招きしての「よしもとお笑いライブ」も行われました。
教室イベント・展示の様子
教室では、播磨理学キャンパスを中心に野鳥観察や昆虫採集、池の生態調査などの活動をしている自然研究会をはじめ、フォト部、ジャズ研究会、総合美術同好会によるイベントや展示、小さな子どもから大人まで楽しめるゲームイベントなどが行われました。
模擬店の様子
模擬店では、学生自治会や兵庫県立大学西はりま天文台による出展がありました。また、今回のテクノフェスタでは、兵庫県養父市や西播磨地域で活動されている3社のキッチンカーをお招きし、出店いただきました。併せて、フリーマーケットには計6団体に出店いただきました。
お客様に笑顔で帰っていただきたい
今年のテクノフェスタは、「寄ってくの?遊んでいくの?テクノに行くの!」をテーマに行われました。テーマに込めた思いについて学生自治会学生会西支部の戸塚郁月さんは、「『遊んで、作って、体を動かして、笑って帰ってもらうこと』をテーマにして、来場者のみなさんにテクノフェスタでいろいろなイベントを楽しんでもらおうということを考えていました」と説明します。
開催に向けての準備については、「『会場となるキャンパス内のどこにいても楽しめるテクノフェスタにしたい』という気持ちで準備してきました。特に、大学祭実行委員会(学生自治会)以外の各クラブ・サークル等による教室イベント・展示の実施と、グラウンドでのスポーツイベントの開催に力を入れました。今年のテクノフェスタの特徴でもあるのですが、スポーツイベントの開催は今年が初で、テクノフェスタで開催するイベント数については過去最大数です。当日は雨が降ってしまい、グラウンドから室内に変わってしまいましたが、スポーツイベントを取り入れようと思った理由は、テクノフェスタと同じく学生自治会学生会西支部が実施している他の2つの学祭・エコフェス(7月に姫路環境人間キャンパスで実施)や工大祭(11月に姫路工学キャンパスで実施)よりもイベント数が少なく、1日中楽しむには退屈に感じてしまうお客様もいらっしゃるのではないかと考え、できる限り多くのイベントを開催したいと思い、このような形にしました。お客様には、テクノフェスタを純粋に楽しんでいただきたかったです。立地が悪く、ここまで来るのにも一苦労するような場所ですが、『来てよかったな』と少しでも思ってもらえたら嬉しいなと思っていました」と戸塚さんは語ります。
希望と不安が交錯する中で迎えた当日については、「準備している際は、『本当にこれで成功できるのか』と不安なことなどがたくさんあり、心配でしたが、いざ当日を迎えてみると、特に問題も起こることなく無事に終わることができて良かったです。また、テクノフェスタの帰り際に『楽しかった』と喜びながら帰るお子さんがいて、開催して良かったなと思いました」と戸塚さんは安堵感と達成感をにじませながら話しました。
テクノフェスタの運営スタッフ
COPYRIGHT © UNIVERSITY OF HYOGO. ALL RIGHTS RESERVED.