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社会情報科学部の課題解決型演習「PBL演習」について

~企業から提供された「生きたデータ」を用いた実践的演習~

 

兵庫県立大学の社会情報科学部では、提携企業などから課題とデータの提供を受け、教員と少人数の学生とでグループを作り、現場訪問やデータ分析、解決策の討議から最終提案に至る実践的な演習「PBL演習」を行います。

社会情報科学部1年生では、10月から「PBL演習1」が始まりました。昨年度同様、今年度もスーパーのお菓子の売上を伸ばすための施策を提案するという課題に、半年かけて取り組みます。

10月8日に行われた第2回の講義では、KOHYO、MaxValuなどのスーパーを経営する株式会社光洋マーケティング部の松下様にお越しいただき、スーパーの店舗経営に関するノウハウを講義していただきました。商品配置の考え方など大変興味深い内容で、学生からも多くの質問がありました。

株式会社光洋マーケティング部の松下様による講義の様子

 

また、10月13日には、本演習で使用する購買者分析ツールQPR(Quick Purchase Report)について、株式会社マクロミルの丹治様に講義して頂きました。QPRも多くの企業がマーケティングツールとして実際に利用しているもので、学生も真剣に講義(遠隔)に聞き入っていました。

株式会社マクロミルの丹治様によるオンライン講義の様子

 

2年生向けの「PBL演習2」では、10月8日に、データを提供していただいたスシローグローバルホールディングスの小林様に講義していただきました。回転寿司チェーンの経営にどのようにデータが活用されているのか、また、どのような課題を実際に持っておられるのかをご紹介いただきました。2年生は、プログラミング言語Pythonを使って、提供されたデータを分析しながら課題解決に半年間取り組みます。どのような販売促進策が出てくるのか楽しみです。

スシローグローバルホールディングスの小林様による講義の様子

 

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