本学の産学連携・研究推進機構の芦谷恒憲特任教授が、統計界の最高の栄誉とされている「大内賞」を受賞しました。
「大内賞」は、我が国の統計の改善・発達に貢献した人を顕彰し、広く統計関係者の士気の高揚と統計知識の普及に寄与することを目的として設けられています。
芦谷特任教授は、兵庫県統計課参事を務めながら、本学の特任教授として、国際商経学部の「公共マネジメント論」、社会情報科学部の「地域経済データ分析」等の講義を行っています。
長年にわたり統計に関する業務に携わってきた芦谷特任教授ですが、同賞の受賞が決まったと聞いた時は、「いよいよ統計についてベテランの域に達したな」と感じたそうで、「受賞後、周りからは統計に光が当たってよかったと言われることが多い」と笑顔で話しました。
また、今後については、「ぜひ、兵庫県立大学の役に立ちたい。本学で講義を続けて、まずは学生にデータへ興味を持ってもらい、データを正しく使えるようになってほしい。受け身ではなく、自分で積極的にデータを加工、分析してみることが重要。また、地域との繋がりに興味を持っている学生は、それぞれの地域に関するデータを参考にした上で、地域と繋がってほしい」と語りました。
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