5月15日（日）、播磨理学キャンパスで、兵庫県立大学学生自治会学生会西支部・兵庫県立大学大学祭実行委員会西支部主催の「テクノフェスタ2022」が開催されました。

開催に向けた思い

テクノフェスタは、例年５月に開催されている理学部の学部祭です。新型コロナウイルス感染症の影響により、一昨年は中止、昨年はオンラインでの開催となりましたが、今年は感染対策に留意し、兵庫県立大学西地区にある理学部、工学部、環境人間学部の学生及び教員のみ入場可能として、対面で実施されました。

テクノフェスタの当日は、兵庫県マスコットのはばタンも来場しました。

ステージイベント・模擬店の様子

屋外のステージでは、午前10時から閉会の午後５時まで、さまざまな趣向を凝らしたステージが展開されました。

ステージイベントの「ギネス世界記録に挑戦　君は世界一になれるのか!?」では、「積み上げろ！トイレットペーパー」をはじめ、３つの種目が開催されました。そのほか、某バラエティ番組を模した企画やロック部によるライブなどにより、会場は大いに盛り上がりました。

「よしもとお笑いライブ」では、吉本興業株式会社からお笑い芸人のヘンダーソンとマルセイユにお越しいただきました。ライブ後には、「学生とのディベート対決」も行われ、笑いの絶えないひとときとなりました。

兵庫県立大学ストリングオーケストラ部による「てくてくコンサート」では、「ドラゴンクエスト序曲」など４曲が演奏されました。

本学の西支部で活動しているダンス同好会「ＰＪＫ（party jam kids）」によるダンスステージでは、笑顔と躍動感のあるダンスが繰り広げられました。

ステージイベントのラストを飾った「ビンゴ大会」では、多くの方が参加しました。豪華賞品が当たった参加者からは喜びの声が上がるなどの盛り上がりを見せ、テクノフェスタ2022の締めくくりにふさわしいステージとなりました。

模擬店では、「ピンポン玉チャレンジ」という、フライパンと鍋で作られたコースをピンポン玉で進ませてゴールをめざすゲームや、「KING of テクノ～数学が俺を呼んでいる～」と題した数学力が試される、理学部らしい企画も開催されました。

テクノフェスタ2022を振り返って

大学祭実行委員会西支部委員長の永田　晴飛（ながた　はるひ）さんは、「今回、テクノフェスタを開催するにあたり、まず１番に、来場者に楽しんでいただきたいという思いがあった。また、普段、播磨理学キャンパスに来ることのない工学部や環境人間学部の学生に、理学部のキャンパスの雰囲気を味わってみて欲しいという思いもあった。そして、代替わりを経た大学祭実行委員会が、コロナ禍でも大学祭をしっかりと運営できることを示したいと考えていた」といい、大学祭実行委員会西支部では、「文化系クラブの部員たちに、少しでも発表の機会を用意したい」「学生生活の充実感と幸福感をもたらす場を提供するためにも、今年のテクノフェスタは対面で行いたい」との思いがあったそうです。

コロナ禍以降、対面での初めての開催ということもあり、不安なことや分からないことが多々ありながらも、たくさんの方にテクノフェスタを楽しんでもらえるよう、力戦奮闘して準備を進めてきたといいます。

今回は、コロナ禍になって初めての対面でのテクノフェスタ開催ということで、例年通りにはいかないことがたくさんあり、準備しなければならないことも多く、とても忙しかったそうです。企画の内容についても、例年は、地域の方々との交流をテーマとし、「子どもたち向けの企画」が中心でしたが、今回は、県大生のみの参加としたため、「学生が楽しめる企画」に方向転換しました。

永田さんは、「学生のみなさんに楽しんでもらえるか、たくさんの人に来てもらえるかなど不安なことが山積みだったが、特設サイトを立ち上げたり、SNSを使って宣伝を盛んに行ったことや、よしもとお笑いライブを実施できたこともあり、例年よりも多くの方に来てもらえたので本当に良かった。会場の雰囲気も良く、学生のみなさんが楽しんでくれていることが伝わってきたので、スタッフのメンバーの努力も報われたと思う」「7月3日に環境人間キャンパスにおいて、エコフェスを行う予定になっており、テクノフェスタ以上に盛り上げたいと考えているので、ぜひ足を運んでいただけたら嬉しい」と学部祭が盛況に終わったことへの喜びと次回への意気込みを語ってくれました。

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