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「ひょうご地域課題概論」において、片山象三西脇市長による講義が行われました

6月29日(水)、神戸商科キャンパスで、兵庫県西脇市の片山象三市長による講義が行われました。

 

兵庫を学び、日本の地域課題を理解する

今回の講義は、兵庫県立大学副専攻「地域創生人材教育プログラム」が提供する「ひょうご地域課題概論」の授業時間を利用して実施され、1回生の約330名の学生が受講しました。

全学共通科目である「ひょうご地域課題概論」は、少子高齢化や産業空洞化など、日本の様々な課題を縮図的に抱える兵庫県の事例を通じて、地域社会や他分野と連携しながら課題解決に取り組む意義と重要性について学び、日本の地域課題を理解することを目標としています。また、兵庫県の歴史、文化的背景や社会的課題を踏まえ、地域で実際に活躍する人々とのコミュニケーションを通じて、多様な地域課題を理解し、これから学ぶ専門分野との接続を図ることとしており、このたび、兵庫県西脇市の片山市長を講師としてお招きし、ご講義いただきました。

 

西脇市の魅力を知る

片山市長による講義では、「市長が語る~西脇市のまちづくり~」と題して、「西脇市の紹介」「西脇市のまちづくり」について、お話しいただきました。

「西脇市の紹介」では、西脇市の「F(Fashionable/Fishhook)・B(Beef)・I(Ichigo)」という魅力や、SDGs未来都市として市が取り組んでいる持続可能な農村環境創出プロジェクト等について紹介していただきました。また、片山市長が持参された西脇市の代表的な地場産業「播州織」のショールを学生が羽織り、片山市長からショールの感触などの感想を求められる場面もありました。

片山市長の講義後には、1グループ3~4名で「講義を受けた上で、片山市長に聞きたいこと」をテーマにしたグループワークが行われ、グループワークの中で出された意見をもとに質疑応答が行われました。質疑応答では、学生から「西脇市では、高齢者の健康を守るためにどのような施策が行われているか」などの質問がありました。

西脇市では、本学の多くの卒業生が活躍しています。受講した学生にも、片山市長のご講義を通して西脇市の魅力が伝わり、理解を深める機会となったのではないでしょうか。

 

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