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令和5年度 学位記授与式を挙行しました

3月22日(金)、神戸国際会館こくさいホールにおいて、令和5年度兵庫県立大学学位記授与式を挙行しました。
学士1,181名、修士(専門職学位を含む)406名、博士21名、論文博士2名(合計1,610名)が新たな一歩を踏み出しました。

 

会場の収容人数と来場者の安全確保の観点から、式典出席学生のみで実施しました。
式典の様子は、来場できなかった方々に向けて、本学YouTubeチャンネルによりLIVE配信を行いました。

 

式典は厳かな雰囲気の中で執り行われ、はじめに髙坂誠学長から各学部、副専攻プログラム及び研究科の総代に学位記が手渡されました。

 

続いて、髙坂学長が式辞を述べ、コロナ禍の厳しい制約の中で学生生活を過ごしてきた卒業生・修了生に向けて祝意と敬意を表しました。また、現代社会の動向について言及し、不確実性が高く、将来の予測が困難な時代の中で大きな危機に直面していると指摘し「未来を偶然に委ねてはならない。未来の豊かさや富を現代世界が収奪することは許されない。他者の痛みを分かち合い、手を差し伸べることのできるみなさんのやわらかな感性と澄んだまなざしで、私たちを取り囲む壁を崩し、未来のグローバル・ダイバーシティ社会を、ボーダレス社会を切り拓いてほしい」と語りかけました。最後に、「豊かな多様性を有する地球の未来に責任をもつ若者として、みずからの力を信じ、新たな一歩を踏み出してほしい。新型コロナ禍の困難なときにあってもけっしてくじけなかった経験は、これからもみなさんを奮い立たせる力になるだろう。ことばが世界を包む時、世界は愛に包まれる。他者のために祈りを捧げるとき、他者の名前は私たちの名前になる。みなさんが、しなやかな一本の木のように根をはり枝葉を広げて大きく成長することを、美しい人生の物語を紡いでいくことを信じ、みなさんと豊潤な時間を共有できたことに感謝している」とメッセージを贈りました。

 

令和5年度学位記授与式 学長式辞

 

 

國井総一郎理事長、齋藤元彦兵庫県知事、徳安淳子兵庫県議会副議長から祝辞をいただきました。

國井理事長による祝辞

 

齋藤元彦兵庫県知事による来賓祝辞

 

徳安淳子兵庫県議会副議長による来賓祝辞

 

式典の最後に行われた学歌斉唱では、環境人間学部1年生の石倉由希菜さん、米田智哉さんの2名がステージ上で伸びやかな声で学歌を歌い上げました。

 

式典の終了後、卒業生・修了生たちは記念撮影をしながら友人たちとの限られた時間を楽しんでいました。卒業・修了を機に離ればなれとなり、それぞれの道を歩むことになる友人同士で、惜別の言葉や再会の約束の言葉をかけ合う姿も見られました。

 

髙坂学長が式辞で述べていたように、みなさんと大学との絆は、卒業・修了すれば切れるものではなく、兵庫県立大学はみなさんの大切な母校であり、帰ることのできる故郷です。いつでもキャンパスに立ち寄ってください。
教職員一同、卒業生・修了生のみなさんの今後のさらなるご活躍を願っています。

ご卒業おめでとうございます。

 

 

 

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