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オンラインプログラミング教育システムを活用した 就活プログラミングコンテストを開催しました

10月23日(水)、ITエンジニア向けプラットフォーム「TechFUL(テックフル)」内において、兵庫県立大学・神戸電子専門学校(神戸市中央区)主催「兵庫県NO.1は誰だ?!プログラミングコンテスト」を開催しました。

 

プログラミングスキルを可視化・数値化して測定

本コンテストは、これまで学習してきたプログラミングスキルのアウトプット及びスキルアップと、将来のキャリア形成に寄与する動機づけ、また、地域のIT関連企業の紹介を組み合わせて学生に機会を提供することを目的に、株式会社マイナビのグループ企業である444(トリプルフォー)株式会社(東京都中央区)の協力により行われたもので、444株式会社が提供している「TechFUL」を使用して行われました。
TechFULとは、ITエンジニアのスキルを測定して見える化する評価・採用・学習プラットフォームで、プログラミング教育を実施している教育機関や、IT人材の採用及びIT関係の社内研修等を実施している企業などで利用されています。TechFULにはプログラミングスキルを可視化・数値化できる自動採点の機能があることから、プログラミング学習サービスも提供されており、本コンテストはこのサービスを利用して行われました。

 

プログラミングコンテスト

当日の様子

本コンテストは対面及びオンライン同時開催であることから、兵庫県内の学校に通う学生(卒年は問わず)を対象とし、当日は本学の国際商経学部、社会情報科学部、工学部、工学研究科、理学研究科、情報科学研究科の学生と、神戸電子専門学校と甲南大学の学生の計31名が参加しました。併せて、主に神戸市内に拠点を有するIT関連企業8社に協賛企業としてご参加いただきました。

神戸商科キャンパス情報科学研究棟に対面会場を用意

 

参加学生は各自TechFULのサイトにログインし、制限時間90分の間にTechFUL内で出題される20問のコーディング問題(プログラミング言語を使ってコードを書く作業)に取り組みました。

 

解答にあたってのルール
・プログラミング言語は、18言語の中から自身の得意な言語を選択
・インターネットでの検索、参考書・教科書の持ち込みは可能
・「ChatGPT」を含めた生成系AIの利用、チャット・SNSの利用、他参加者への解答の共有、問題に対する質問は禁止

 

解答時間中には「リアルタイムランキング」として上位10名が常時画面上に表示されるため、参加学生は随時自身のランキングを確認しながら上位を目指して問題に取り組むことができました。

 

結果発表

結果発表では1位から3位までの発表があり、1位には社会情報科学部3年生の学生が、同率2位に情報科学研究科2年生の大学院生と甲南大学の学生が入賞しました。併せて、本コンテストの上位入賞者で2026年卒学生(現大学3年生、修士1年生)には、成績に応じて協賛企業の採用選考の過程において一部免除になるなどの特典が付与されました。

 

なお、本コンテストでは協賛企業のうち3社にご登壇いただき、会社概要や事業内容、働き方などについてお話しいただいたほか、事前に希望していた学生にはコンテスト終了後にTechFULの就活アドバイザーとのオンライン面談が行われました。

 

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