7月8日(月曜日)放送のラジオ関西「時間です!林編集長」に、本学の工学研究科化学工学専攻小舟正文教授が出演しました。
小舟教授は、社会に役立つ高機能材料やそれを応用したデバイスの研究開発をしています。
番組では、「機能材料」とは何か、そしてその仕組みのほか、今後の可能性について話しました。
「機能材料」とは、電気・光・熱・磁気エネルギーと関連がある材料であり、私たちが安全・快適な生活を送るために欠かすことのできない自動車・スマートフォン・電化製品といったあらゆるものに使用されています。
近年、機能材料研究によって開発されたものに、JR東京駅の八重洲改札内の発電床や首都高速道路の振動力発電があります。これらは、人や自動車などの動きによって生じる振動エネルギーを電気エネルギーに変換して利用するクリーンな発電システムです。また、得られた電気エネルギーは電解コンデンサで蓄電することにより、エネルギーの有効活用が可能となるなど、目覚ましい発展を遂げています。
小舟教授の話を聞いて、研究により生まれる新たなエネルギーの利用について、思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
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