記事検索

  • 学部・組織・所属

  • 記事のテーマ

  • 記事のタイプ

「数学・理科甲子園ジュニア2021」にて本学附属中学校2年生チームが準優勝しました

 

2021年8月17日に小野市総合体育館で行われました「数学・理科甲子園ジュニア2021」において、本学附属中学校2年生のチームが準優勝し、今年12月に姫路市で開催予定の「科学の甲子園ジュニア 全国大会」の出場権を獲得しました。

兵庫県立大学附属中学校 準優勝チームメンバー

上段左から 上田教諭 下田教諭 小倉校長                    下段左から 菊川さん 岡本さん 片山さん

数学・理科甲子園ジュニア

科学を学ぶ楽しさを実感できる場として2013年度より兵庫県教育委員会が主催し、今年で9回目となります。毎年県内の国公私立中学校から多数のチームが参加しており、科学が好きな中学生(1、2年生対象)が3人1組で協力して知識や実験で競い、日常生活と科学を関連づけながら活用する能力を磨いています。

本学附属中学校は、昨年度は45チームが参加した中で優勝、今年度は61チームが参加した中、優勝チームとの僅かな差で惜しくも準優勝という結果でした。なお、昨年度と今年度は、新型コロナウイルス感染症対策として筆記競技は中止となり、実技競技のみで試合が行われました。

 

【競技会場の様子】

実技競技の内容

重りを入れたカプセルを落とし、紙で作ったレシーバーとよばれる構造物で受ける「カプセルレシーブチャレンジ」という競技です。カプセルが重いほど、また落下させる高さが高いほど高得点になりますが、レシーバーが壊れてしまったり、受け取れなかったりすると減点になります。よって、レシーバーの衝撃吸収性と安定性が求められます。

練習時に試作品レシーバーを作成したうえで本番に挑みました。

 

【試作品製作の様子】

 ※机上の作品は掲載時期が都道府県大会中のためモザイク加工を施しております。

実技結果

1回目・・・カプセルを受け止められなかった

2回目・・・受け止め成功

おもりの個数×高さの点→優勝校と同点でしたが、レシーバーの軽さで及ばず、僅かな差による準優勝となりました。

数学・理科クイズで本校が1位

競技の集計中には、数学と理科に関するクイズが行われました。光合成に関することや理科で用いられる単位に関することなどの8問が出題され、本校は全問正解の1位でした。(全問正解は参加61校中2校のみ)

 

【本校のチームが解答している様子】

 

表彰式

【表彰式の様子】

 

【準優勝の賞状とメダル授与】

 

出場したメンバーの感想

「事前に与えられたテーマに沿って、本番を想定した実験を考えて準備をしました。その取り組みを本番で活かすことができました」

「試作での練習が上手くいきました。そこで、本番の2回とも成功すれば最高得点となると考えて本番に臨みました。1回目が失敗してヒヤヒヤしましたが、2回目に成功したときは飛び上がって喜びました」

 

教職員のコメント

「生徒3人が、それぞれの長所や得意なこと(手先が器用、アイデアのひらめき、工作での時間配分調整など)を活かして、協力して工作・競技を行うことができていました」

 

メンバーの全国大会への意気込み

「昨年度は先輩方がこの大会で優勝しましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の関係で、代表として出場する全国大会がなくなってしまいました。今年は各都道府県代表がアクリエ姫路に集まって競う全国大会が行われるので、昨年度に出場した先輩方の思いを背負って戦い抜きたいと思います」

「次は、優勝校の3人と協力して兵庫県代表として挑みます。12月までにオンラインで本番に向けた練習に取り組んで、万全の状態で本番に臨みたいと考えています」

全国大会出場へ

優勝の兵庫教育大学附属中学校の3人と準優勝の本校3人の合同チームで兵庫県代表として、2021年12月3日~5日に姫路で行われる科学の甲子園ジュニア(全国大会)へ出場します。

昨年は、姫路で開催予定であった全国大会が新型コロナウイルス感染症対策のためオープン参加のオンライン競技大会となりましたが、開催予定地代表の本校生がWEBで選手宣誓を行いました。今年は、昨年度と同じ姫路会場で開催される予定です。

兵庫県で初めて開催される全国大会、感染対策をしっかりして、優勝を目指して頑張ってもらいたいと思います。応援よろしくお願いします。

 

 

 

 

COPYRIGHT © UNIVERSITY OF HYOGO. ALL RIGHTS RESERVED.