7月7日(日)、姫路環境人間キャンパスにおいて、兵庫県立大学学生自治会学生会西支部主催の「エコフェス2024」が開催されました。
エコフェスは、兵庫県立大学学生自治会学生会西支部に所属する学生が中心的役割を担って実施される環境人間学部の学部祭で、例年7月に開催されています。
七夕の日でもあった当日は天候に恵まれ、学生や教職員、関係者をはじめ、多くの地域の方々にもご来場いただき、キャンパス内は賑わいを見せました。
ステージイベントの様子
体育館と音楽堂では、午前10時から午後5時まで、学生自治会をはじめ、文化系クラブや同好会、有志のグループによる趣向を凝らしたステージイベントが行われました。当日は、「笑点」「エンタの神様」など多くのバラエティー番組に出演されているコメディーマジックコンビ「キャラメルマシーン」をお招きしてのサイエンスマジックショーも催され、ショーの途中には来場者も参加する場面もあり、会場内は大いに盛り上がりました。
音楽堂では、ロック部、軽音楽部によるライブと、ストリングオーケストラ部による弦楽アンサンブルステージが行われました。
教室展示・イベントの様子
教室では、クラブや同好会、サークル、有志のグループによる各種作品展示・イベントが行われました。
模擬店の様子
屋外では、クラブやサークル、学生団体、協賛企業による各種模擬店が多数出店し、活気にあふれました。
今年は、例年11月に神戸商科キャンパスで開催されている兵庫県立大学祭 商大祭の実行委員会のメンバーも参加して交流を図っていました。
グラウンドでは、水鉄砲を使用するなど涼を感じることのできるイベントが行われ、学生をはじめ、地域の親子連れの方々も楽しまれていました。
キャンパス内のゆりのき会館では、本学学生を対象とした浴衣レンタルサービスが行われ、会場内には色とりどりの浴衣や下駄が並びました。学生たちは思い思いに好きなものを選び、学生自治会の学生や同窓会「ゆりのき会」の方々のサポートを受けながら着付けをしていました。
ゆりのき会による出展の様子
当日は、同窓会「ゆりのき会」主催による自主講座作品展示とファッションショーが開催されました。
自主講座作品展示
ファッションショー
七夕の日とエコフェス
今年のエコフェスは、「こんどエコフェスと七夕被るの6年後らしいよ」をテーマに行われました。テーマに込めた思いについて学生自治会学生会西支部エコフェス統括部長の斎竹隆仁さんは「毎年エコフェスでは副題を設けており、今年は開催日が7月7日であるため、七夕をテーマにして強調することにしました。テーマにもあるように、次にエコフェスと七夕が被るのは6年も先のことなので、今年のエコフェスが価値のある、特別感のあるものとして来場者の方々の記憶に残るものになればと思い、このテーマにしました。浴衣のレンタルや階段アート、オブジェなど、今年ならではの要素をたくさん取り込み、昨年度お越しいただいた方でも楽しんでいただけるよう心掛けました」と話します。
七夕をモチーフにした階段アート
当日までの準備期間については「先ほども挙げた特別感を大切し、例年よりも装飾を増やすなど、細かなところにも気を配って準備を進めました。準備の段階で学祭実行委員会のメンバーは皆意欲的に取り組んでくれて、その光景をたくさん見てきた身としては、『当日晴れて本当に良かった、皆の努力が報われて良かった』と感じました」と斎竹さんは振り返ります。
迎えた当日については、「準備の段階で当日は雨の予報が出ていたので、あまり来場してもらえないのではないかと来場者数に不安を感じていましたが、当日になってみると晴れたこともあってたくさんの方々に来ていただき、中でもキャラメルマシーンさんによるサイエンスマジックショーの際に、小さなお子さんたちがニコニコしながらショーに夢中になってくれている様子がとても印象的でした。お子さんたちに、この日を特別な日として覚えていてもらえたら良いなと感じました」といいます。また、斎竹さんは自身のエコフェスにおける取組を振り返り、「エコフェスを開催して達成感もありましたが、なにより、統括になって指揮する側にならなければ分からなかったようなことが多く、学ぶことがたくさんあったと感じました。55名のメンバーをまとめ、さらにそれぞれの異なる意見をまとめることは容易ではなく、様々な性格・価値観を持ったメンバー皆でどうすればより良いエコフェスにすることができるのかと試行錯誤したことも多く、苦労しました。また、統括として動き出したばかりの頃は、『こういうエコフェスにしたい』と自分がイメージするエコフェスになるような行動を心掛けていましたが、当日に近づくにつれて、自分だけでなく、メンバーのみんなが賛同して自分についてきてくれて、エコフェスをつくりあげることができたことに感動しました。一緒に活動してくれたメンバーのみんなに感謝しています」と述べました。
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