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「たくさんの方の支えがあって、成り立っている」 エコフェス2022 ~夏だ!祭りだ!エコフェスだ!!!~

7月3日(日)、姫路環境人間キャンパスで、兵庫県立大学学生自治会学生会西支部主催の「エコフェス2022」が開催されました。

 

エコフェスは、例年7月に開催されている環境人間学部の学部祭です。新型コロナウイルス感染症の影響により、一昨年は中止、昨年はオンラインでの開催となりましたが、今年は感染対策に留意して、兵庫県立大学西地区にある環境人間学部・工学部・理学部の学生及び教員と、環境人間学部の同窓会「ゆりのき会」の方々のみ入場可能とし、事前に予約された方の入場を優先にしながら、対面により実施されました。

当日は、予報では降水確率が高く、天候が心配されましたが持ち堪え、また、熱中症患者などの急病人が発生することなく、無事に執り行うことができました。

 

ステージイベント・模擬店の様子

体育館では、午前10時15分から閉会の午後4時まで、有志や文化系クラブ、スペシャルゲストによる歌、演奏、ダンス、マジックなど、今回のエコフェスに向けて準備された様々なステージが催されました。

ダンス同好会「PJK(party jam kids)」によるステージ

 

ロック部によるステージ「ROCK IN ECOFES」

 

ビンゴ大会の様子

 

今回のエコフェスでは、スペシャルゲストとして、大道芸人の「クラウン(ピエロ)のカッシーくん」にお越しいただき、ジャグリングやボールなどを使った、ポップで楽しいステージを披露いただきました。

 

音楽堂では、ストリングオーケストラ部による「織姫祭」と称した演奏会と、体育館でのステージとは異なるプログラムで、ロック部によるステージが行われました。

 

模擬店は、ソフトテニス部によるフリーマーケットと射的、兵庫県立大学学生災害復興支援団体LANによるスーパーボールすくい、天文部によるアクセサリー販売、Photo部による写真の展示と、学生自治会学生会西支部による飲料販売がありました。

 

大会議室では、同窓会「ゆりのき会」の方々によって行われている自主講座の場で制作された数々の作品が展示されました。

 

イベントの様子

グラウンドでは、フィンランドのカレリア地方の伝統的なゲームを元に開発された、木の棒を投げて木製のピンを倒すというスポーツ「モルック」をはじめ、年齢・性別・運動神経に関わらず誰でも楽しめる新ジャンルのスポーツ体験や、水鉄砲を使った夏らしいスポーツイベントが行われました。

グラウンドスポーツ「モルック」

 

グラウンドスポーツイベント「水鉄砲バトル」

 

今回のエコフェスでは、徹底した感染対策を行うことで、コロナ禍以来初めて飲食の提供が可能となりました。また、エコフェスでは初となる、外部のキッチンカー・屋台による出店が行われました。いずれの店舗も人気で、店先では列をなしていました。

もう一つ、今回のエコフェスの目玉イベントとして、同窓会「ゆりのき会」のご協力を得て、無料による浴衣レンタルと着付けが行われました。男女とも貸出可能で、浴衣を着た入場者の姿がキャンパス内に夏らしい彩りを添えていました。

 

エコフェスの開催日が7月7日の七夕の日間近ということで、短冊に願いを書いて笹にかけるイベントも行われ、参加者は、思い思いに願い事を短冊にしたためていました。

 

やり方次第で、楽しい学祭にできる

学生自治会学生会西支部エコフェス統括部長の北村菜々海(きたむら ななみ)さんは、飲食の有無が、学祭全体の雰囲気に大きく影響することから、コロナ禍以降中止されていた学祭での飲食提供を、今回のエコフェスで復活させたいという思いを持っていたそうです。また、「今回は、学生自治会の企画ではなく、クラブやサークル、学生団体の発表をメインにしたステージを準備し、ゆりのき会の方にも展示イベントを開催していただきました。コロナ禍の影響で発表の場が少なくなっている団体にとって、活動の成果を存分に発表してもらえる場をつくりたいと思い、準備してきました」と準備期間を振り返ります。

開催前日の最終確認

 

水鉄砲サバイバルの会場設営

 

「例年のエコフェスは、地域の方や子どもたちに楽しんでもらうイベントでしたが、5月に播磨理学キャンパスで開催されたテクノフェスタと同様、今年は、参加者を本学西支部の学生とOBの方々に限っての開催となったため、『いかに学生に楽しんでもらうか』を第一に考えていました」と北村さんはいいます。参加した大半の学生にとって、初めての対面での開催であることから、エコフェスの存在と、姫路環境人間キャンパスの良さを知ってもらい、純粋に夏祭りのような学祭を楽しんでもらいたかったこと、そして、昨年の工大祭以来、大学祭が少しずつコロナ禍前の姿に戻りつつあることを認識してもらい、コロナ禍であっても、やり方次第でこんなに楽しい学祭にできるということを、今回のエコフェスを通して体現したかったと、北村さんは力を込めて話しました。

屋外装飾物を設置する学生自治会のメンバー

 

看板を作成する学生自治会のメンバー

 

北村さんは、エコフェス当日を振り返り、「想像以上にたくさんの学生やOBの方に参加していただき、エコフェスの存在をアピールできたと思います。来年以降は、地域の子どもたちに向けたイベントや、環境をテーマにしたイベントなど、以前のエコフェスの要素も復活させて、よりパワーアップした学祭になることを期待しています」と話し、「なによりも、今回の開催にあたってご協賛いただいた企業様、後援会様、また、エコフェスの期間中にわたって常に協力してくださった大学学務課の職員の方々に心から感謝を申し上げたいです。コロナによる中止期間があったからこそ、改めて、たくさんの方の支えがあって、学祭が成り立っているということを実感できました」と、感謝の言葉を述べました。

最後に、「11月4日・5日・6日には、姫路工学キャンパスで工大祭を開催する予定です。工大祭は、1番規模の大きな学祭です。テクノフェスタやエコフェスよりもっと楽しい大学祭にするため、学生自治会のメンバー一同全力で準備しているので、足を運んでいただけると嬉しいです。皆様のご参加を心よりお待ちしています」と、次回の工大祭への意気込みを話してくれました。

 

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