9月16日（金）、神戸商科キャンパスで本学の国際商経学部グローバルビジネスコース（以下ＧＢＣ）に留学生を迎えるための2022年度グローバルビジネスコース秋季入学式を行いました。

４月に入学する日本人学生とは別に、例年9月に留学生を秋季入学として迎え入れています。今年は、インドネシアやタイ、ベトナム、台湾など12か国・地域から集まった39名の留学生が入学しました。入学式までに入国が間に合わない学生は、オンラインで入学式に参加し、また、関係者に向けてLIVE配信を行いました。

式典は、すべて英語で進行され、太田勲学長による式辞や齋藤元彦兵庫県知事からのメッセージも英語で紹介されました。太田学長は、出身地から遠く離れた本学に留学されることを決意された留学生に敬意を表するとともに、「経済学・経営学の専門知識と実践力を身につけ、将来、ビジネスの世界で活躍するための礎を築いてほしい。また、リベラルアーツを真摯に学び、幅広い知識と教養を身につけ、人間としての生き方や価値観をしっかりと確立してほしい」と述べ、「日本に滞在している間にいろいろな場所を訪れ、日本文化を楽しむことも大切である。日本の文化や習慣をたくさん発見して、日本を好きになってもらえたら嬉しい」とメッセージを送りました。

太田学長式辞

来賓祝辞

新入学生代表が宣誓を行い、台湾出身のチャン・チュン・イエさんは、「ここにいる新入学生は、不安、興奮、嬉しさなど、言葉では表せないような様々な思いを持っていると思う。しかし、私は、これからの大学生活、そして輝かしい未来を信じている。『人生のすべての経験は貴重であり、すべてのステップは重要である』ということわざがあるが、ＧＢＣのプログラムに参加することで、私たちの人生は、確実に変わり、良い方向に向かうと信じている。私をＧＢＣに入学させるために全力を尽くしてくれた家族や先生方に、とても感謝している」とスピーチしました。

新入学生代表宣誓

在学ＧＢＣ留学生代表による歓迎の挨拶では、バングラデシュ出身のラハマン・ガジ・オヒーさんが、「グローバルハウスでは、世界各国からの留学生と出会い、楽しい毎日を過ごしてほしい。ルームメイトや隣人は、将来、あなたのビジネスパートナーになるかも知れない。私たちの多様な大家族にようこそ。みなさんの学問の旅が成功することを祈っている」と新入学生に向けて歓迎の言葉を送りました。

在校生歓迎のことば

留学生のみなさん、ご入学おめでとうございます。本学ＧＢＣでの留学生活の中で学びを深め、様々な経験や交流を通して、より一層成長され、世界に羽ばたいていかれることを願っています。

グローバルビジネスコース（ＧＢＣ）

ＧＢＣは、2019年に経済学部と経営学部を再編して国際商経学部を設置した際に、英語力とコミュニケーション能力を駆使してグローバル企業など世界を舞台に即戦力として活躍できる優秀な留学生及び日本人学生を育成するためのコースとして設けました。ＧＢＣでは、経済学・経営学の専門科目を含め、すべての講義やゼミを英語で学びます。そのため、１年次前期には、約５週間の海外語学研修を行うなど、道具としての英語を集中的に学びます。また、入学後１年間はすべての学生が神戸商科キャンパス内にある国際学生寮に入寮して、留学生と共同生活を送り、社会性や国際感覚、国際コミュニケーション能力の獲得をめざします。

・国際商経学部