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2023年度兵庫県立大学秋季入学宣誓式を挙行しました

9月19日(火)、神戸商科キャンパスにおいて、2023年度兵庫県立大学秋季入学宣誓式を挙行しました。

本学では、4月に入学する日本人学生とは別に、例年9月に国際商経学部のグローバルビジネスコース(以下GBC)に留学生を秋季入学として迎え入れています。今年は、インドネシアやモンゴル、ベトナム、タイなど10か国・1地域から集まった38名の留学生が入学しました。併せて、社会科学研究科グローバルビジネス専攻(以下DGB)にタイとマレーシアから2名の留学生が入学し、このたびの晴れの日を迎えました。入学式までに入国が間に合わない学生は、オンラインで入学式に参加し、また、関係者の方々に向けてLIVE配信を行いました。

 

式典は、すべて英語で進行され、髙坂誠学長による式辞や齋藤元彦兵庫県知事からのメッセージも英語で紹介されました。

 

髙坂誠学長は、厳しい制約のあるコロナ禍の中で、本学への留学に向けて懸命に努力を続けてきた新入生に敬意を表し、「私たちは、みなさんに批判的思考と創造的思考の双方を身につけることのできる教育を提供します。公正な新しい世界を切り拓くために、グローバルな多面的思考と起業家精神を身につけることを願っています。大学は、みなさんを大人として扱い、自分の行動に責任を持つことを期待しています。社会の規範を守り、自らを律し、生き生きとした学生生活を送ってください。大学時代にできた友だちは、一生の友だちになると言われています。教室で、図書館で、サークル活動やボランティア活動など、ともに切磋琢磨できる仲間とたくさん出会ってください。また、国際学生寮の入口にあるプレートに名前を掲げられた多くの寛大な企業から経済的に支援されていることも、感謝の気持ちをもって思い起こしてください。立派に振る舞うこと。正直でいること。正しくあること。自分を信頼すること。そして今、自由への大いなる旅に出かけましょう。真理は、あなたを自由にするでしょう。みなさんとの新しい出会いに、みなさん1人ひとりに、これから刺激に満ちた幸せな日々が待っていることを信じて、心からの挨拶を送ります。おめでとうございます」と挨拶しました。

髙坂学長式辞

 

来賓祝辞

 

 

新入生代表宣誓では、モンゴル出身のバトエレデネ  ダシドロゴルさんがスピーチをしました。バトエレデネ ダシドロゴルさんは、「兵庫県立大学に入学が決まったと聞いたとき、興奮と嬉しさ、そして、少しの不安など、様々な感情が入り混じりました。この大学に入学できたことを嬉しく思うと同時に、母国や家族、友人を置いていくことにためらいを感じました。しかし、私には追い求めるべき人生の目標があるので、自分の夢を追いかけ、兵庫県立大学で経済学と経営学を学ぶことに決めました。また、GBCに入学することができたのは、家族、先生方、その他多くの方々のおかげです。GBCの一員になれたことを幸せに思いますし、素晴らしい経験が待っていると信じています」と決意や関係者への感謝の言葉を述べました。

新入生代表宣誓

 

在学GBC留学生代表による歓迎の挨拶では、ベトナム出身のグェン・ファム・ミン・クアンさんが、「今日は、みなさんの自己啓発と明るい未来に向けた実りある旅の始まりを告げる特別な日です。兵庫県立大学のGBCでは、総合的な学習ができるだけでなく、豊かな日本文化に触れる機会もあります。教室の講義だけでなく、校外学習、クラブ活動、国際学生寮のイベントなど、たくさんの楽しい体験があなたを待っています。サポートが必要なときはいつでも、先生方、職員、レジデント・アシスタント、先輩、同級生などいつでもあなたのそばでサポートをしてくれる人がいることを忘れないでください。あなたの学問の道が優れた成果で彩られ、ここでの時間が喜びと成長の瞬間に満ちたものとなりますように」と新入生に歓迎の言葉を贈りました。

在学生代表歓迎のことば

 

留学生のみなさん、ご入学おめでとうございます。本学GBCでの留学生活で充実した日々を過ごされ、また、様々な経験や交流を通してより一層成長し、世界に羽ばたいていかれることを願っています。教職員一同、みなさんを応援しています。

 

 

グローバルビジネスコース(GBC)

GBCは、2019年に経済学部と経営学部を再編して国際商経学部を設置した際に、英語力とコミュニケーション能力を駆使してグローバル企業など世界を舞台に即戦力として活躍できる優秀な留学生及び日本人学生を育成するためのコースとして設けました。GBCでは、経済学・経営学の専門科目を含め、すべての講義やゼミを英語で学びます。そのため、4月入学の日本人学生は、1年次の前期に約5週間の海外語学研修を行うなど、コミュニケーションツールとしての英語を集中的に学びます。また、入学後1年間はすべての学生が神戸商科キャンパス内にある国際学生寮に入寮して、留学生と日本人学生が共同生活を送り、社会性や国際感覚、国際コミュニケーション能力の獲得を目指します。

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