3月24日(金)、神戸国際会館こくさいホールにおいて、令和4年度兵庫県立大学学位記授与式を挙行しました。
学士1,278名、修士(専門職学位を含む)387名、博士17名、論文博士1名(合計1,683名)が新たな門出を迎えました。
会場の収容人数及び新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、保護者の入場はお断りし、式典出席学生のみでの実施となりました。式典の様子は、来場できなかった方々に向けて、本学YouTubeチャンネルよりLIVE配信を行いました。
式典は、厳かな雰囲気の中で執り行われ、はじめに各学部及び研究科の総代への学位記授与が行われました。
続いて、太田勲学長による式辞がありました。大学生活の大半を新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響を受け、様々な制限下で過ごした卒業生・修了生に向けて太田学長は、「8度にわたって押し寄せてくる新型コロナウイルス感染拡大の波によって、キャンパスへの立ち入り制限や授業形態を何度か変更せざるを得なかったが、学生のみなさんもこれに応え、感染拡大に注意を払いながらの勉学や研究活動、部活動、ボランティア活動などに励まれ、多くの素晴らしい成果を出していただいた。特に厳しい環境の中で所定の単位を習得され、立派な研究成果を上げて今日の日を迎えられた卒業生のみなさんに敬意と祝意を改めて表したいと思う」と述べました。また、「みなさんには、本学で習得した幅広い教養と専門知識を活かして、先人の大きな犠牲のもとに構築された平和の社会を守っていただきたいと強く願っている。そのために、これからも知識の習得に励み、多くの本を読み、多様な人と交流して教養を深め、人間的力をしっかり身につけ、本物と偽物を区別できる高い見識と倫理観を兼ね備えた人になっていただきたいと思う」と、はなむけの言葉を送りました。
齋藤元彦兵庫県知事、小西隆紀兵庫県議会議長、五百旗頭真理事長からの祝辞をいただきました。
齋藤元彦兵庫県知事による来賓祝辞
小西隆紀兵庫県議会議長による来賓祝辞
五百旗頭理事長による祝辞
式典の最後に行われた学歌斉唱では、工学部1年生の早﨑麻里子さんがステージ上で歌唱し、伸びやかな歌声がホール内に響き渡りました。
式典の終了後、卒業生・修了生は記念撮影をしながら友人たちとの限られた時間を楽しみました。卒業を機に離れ離れとなる友人に向けて、惜別の言葉や再会の約束をする言葉をかける卒業生・修了生の姿もみられました。
太田学長が式辞の中で述べていたように、兵庫県立大学は、みなさんに誇りと思っていただけるよう、これからも先進的な教育研究の展開に努めていきます。また、本学が「学びのふるさと」として、みなさんの心の拠り所となり、いつでも戻ってこられる場となることを願っています。
ご卒業おめでとうございます。
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