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五百旗頭真理事長・太田勲兵庫県立大学学長退任交流会を開催しました

令和5年3月31日をもって、五百旗頭真理事長と太田勲兵庫県立大学学長兼副理事長が退任されるにあたり、長きにわたって法人及び大学の発展のために大変ご尽力いただいたご両名に感謝の意を表すため、3月27日(月)に大学本部において退任交流会を開催しました。

 

はじめに、五百旗頭真理事長から退任の挨拶をいただきました。五百旗頭理事長は挨拶の中で、生い立ちからこれまでの研究・教育活動を振り返られました。また、学生時代から現場主義を貫き、兵庫県公立大学法人の理事長就任の際も兵庫県下各地にある本学の9つのキャンパスを回られたことなどにも触れられました。五百旗頭理事長は、「太田学長以下、みなさん非常によくやってくださった。理事長である私が心配しないといけないことはほとんどないような対応をしてくださった。兵庫県立大学で自分の学者としてのキャリアを終えることができたことを大変嬉しく、みなさんに感謝を申し上げたい。本当にありがとうございました」と挨拶を結ばれました。

 

続いて、太田勲学長から退任の挨拶をいただきました。太田学長は挨拶の冒頭で「6年間学長を務めさせていただき、五百旗頭理事長をはじめ、学内外の理事、副学長、それから職員の方々には時間を惜しまないご支援をいただきました。それに加え、全学の先生方の『兵庫県立大学のプレゼンスをこれからどんどん上げていき、地域から世界へ出ていくという大学にしていこう』との熱意の中で大学運営ができたということで、偶然そのような時期に学長を務めることができ、ありがたく思っています」と関係者に向けて感謝の言葉を話されました。太田学長は、自身の研究についても紹介され、大学や企業で活躍している卒業生が研究のことで太田学長のもとへ相談に来られることもあり、現在も論文や国際会議の原稿を執筆されていることを紹介されました。最後に太田学長は、世界平和について触れ、「戦争を起こさないということには、やはり教育が一番大事であると思う。どんな人も1人残さず教育をしっかり受けることのできる環境にしないといけない。教育という尊い仕事をされている教職員のみなさんは、そういう意味で『世界を救う』くらいの大きな気持ちで大学運営をしていただいて、これから兵庫県立大学、芸術文化観光専門職大学がますます発展していくことを祈念しています。私はこれで大学を出ていきますが、遠くから楽しみにしながら見させていただきたいと思います」と挨拶を締めくくりました。

 

兵庫県立大学、芸術文化観光専門職大学の両大学を代表して、本学の髙坂誠次期学長と芸術文化観光専門職大学の平田オリザ学長が五百旗頭理事長と太田学長へ感謝の言葉を述べました。髙坂次期学長は、「残された私たちは、新たに就任される國井理事長のもとで再び体制を整え、挑戦に向かって歩みをはじめていきたいと思います」と述べ、平田学長は、「今後は髙坂次期学長と手を取り合って、兵庫県立大学と芸術文化観光専門職大学を世界に誇れる大学に発展させていきたいと思いますので、ぜひ見守っていただきたいと思います」と述べました。

 

その後、職員から花束を贈呈し、多くの教職員で見送りました。

 

 

 

 

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