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「テクノフェスタを通して地域貢献したいという想いを込めて」 テクノフェスタ2023開催

5月14日(日)、播磨理学キャンパスにおいて、兵庫県立大学大学祭実行委員会西支部主催「テクノフェスタ2023」が開催されました。

 

テクノフェスタは、例年5月に開催されている理学部の学部祭です。新型コロナウイルス感染症の影響により、一昨年はオンラインでの開催となり、昨年は感染防止対策が必要な時期であったことから、対面での開催ながらも兵庫県立大学西地区にある理学部、工学部、環境人間学部の学生及び教員のみ入場可能にするなどの制限が設けられていました。今年は、新型コロナウイルス感染症が5月8日をもって5類感染症に位置づけが変更されたことや、昨年11月に開催された工大祭では地域の方々をお招きして行われたことを踏まえ、地域の方々にもご来場いただいての開催となりました。

テクノフェスタ案内図

 

ステージイベントの様子

体育館内に設置されたステージでは、学生自治会をはじめ、ロック部やダンス同好会、吹奏楽サークル、バンドグループなどによる趣向を凝らしたステージが繰り広げられました。ステージでは、観客も一緒に参加できるイベントも行われ、ステージ上の出演者と観客が一体となって盛り上がる場面もみられました。

 

模擬店・教室イベントの様子

模擬店や教室イベントでは、的当てやピンポンレースといったゲームなど、小さなお子様も楽しめるようなイベントが行われ、家族連れで楽しまれる姿も見受けられました。

 

今回のテクノフェスタでは、兵庫県内を拠点に活動されている3社のキッチンカーをお招きし、出店いただきました。おかず系からスイーツまで幅広いメニューが提供され、来場者は舌鼓を打っていました。

 

地域の方々にも楽しんでいただきたい

理学部自治会長で兵庫県立大学テクノ長の尾上亮太さんは、大学祭実行委員会及び学生自治会の目標の1つに「地域貢献する」という目標があるといいます。「昨年度行われたテクノフェスタでは、コロナ禍ということもあり、この目標を達成することができませんでした。しかし、昨年11月に行われた工大祭では地域の方々をお招きして実施されたことによって、この目標が大いに達成されたのではないかと思います。今年度のテクノフェスタにおいても、この実績や経験を基に地域の方々にもご来場いただいて、在学生のみならず地域の方々にも楽しんでいただける学部祭にしたいと思っていました。そして、テクノフェスタを通して、播磨理学キャンパス周辺の光都の地域を活性化させることによって、地域貢献することができれば良いなと考えていました」と尾上さんは語ります。

大学祭実行委員会の学生スタッフによる話し合い

 

テクノフェスタの準備期間中について尾上さんは、「今年開催されたテクノフェスタは、コロナ禍以降初めて地域の方々が来場することのできる学部祭でした。私たちの学年は、コロナ禍以前のテクノフェスタの運営を経験したことがなかったため、とても不安に思う気持ちがあったと同時に、コロナ禍以前と同じようにテクノフェスタを運営することができる喜びと盛り上がりの期待を胸に準備に臨みました」と振り返ります。今年のテクノフェスタは、昨年度と比較すると、地域の方々の来場、キッチンカーによる飲食物の販売、教室でのイベント企画の実施、フリーマーケットの実施の4点が大きな変更点となりました。尾上さんは、「新型コロナウイルス感染対策の規制が少しずつ緩和されてきている中で、これらの変更点によって、在学生や地域の方々に向けて、コロナ禍前の、かつ例年以上のテクノフェスタをお届けしたいと思い、テクノフェスタ開催の計画書を作成しました」と言葉に力を込めます。

会場設営を行う学生スタッフ

 

「準備期間中は、開催するにあたって不安な気持ちもあり、多忙で大変でしたが、当日は在学生のみならず、地域の方々、小さなお子様にも来場いただき、大きなトラブルが起こることなく閉会を迎えることができ、開催して良かったと思っています」と話す尾上さんからは充実感が溢れていました。

 

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