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「学内を結び、学内を越えて地域ともつながる」 欅まつり2024「Reborn Zelkova Festival」開催

4月28日(日)、明石看護キャンパスにおいて、兵庫県立大学看護学部学生会主催「欅まつり2024」が開催されました。

 

欅まつりは、看護学部の学生で構成される学生会が中心的役割を担って行われる看護学部の学部祭です。看護学部の前身である兵庫県立看護大学開学当初から開催されてきた大学祭「CNAS祭」を、平成16年の兵庫県立大学看護学部設立を記念して、明石看護キャンパスのシンボルとなっている美しい欅並木にちなんで「欅まつり」として引継ぎ、以降毎年開催されています。学生が主体となって企画・運営し、教職員や同窓会、後援会などが協力する形で実施する大切なイベントの1つに位置づけられており、学生や教職員、卒業生にとっては、地域の方々と交流できる機会でもあります。

 

看護体験・展示コーナーの様子

館内では、学生会やゼミ、教職員有志、後援会等による「看護学部らしさ」を活かした体験コーナーや展示が行われました。

 

「心肺蘇生法・包帯法の体験、見学」ライフサポートチーム部

 

「障害者スポーツ ボッチャ」学生会
※ボッチャ…ボールを投げたり転がしたりして、目標球にどれだけ近づけられるかを競うゲーム。

 

「体験して看護を学ぼう!」学生会 体験学び舎

 

「がん検診ってどんなことするの?-あなたの行動特性をもとに情報提供を-」がん看護ゼミ

 

「輪投げと射的 シールラリー」学生会

 

昨年に続き、都道府県がん診療連携拠点病院であり、明石看護キャンパスに隣接する兵庫県立がんセンターや、明石市のあかし保健所をはじめ、地域の団体等にも出展いただきました。

 

「がんセンター・ともタンセンター」兵庫県立がんセンター

専門スタッフによるがんに関することやスキンケア、栄養に関する相談

 

「UPDATE!エイズ・性感染症」あかし保健所 保健予防課感染症対策係

 

「クイズでチャレンジ!お口の健康づくり」あかし保健所 健康推進課、あかし健康ソムリエ会

 

模擬店の様子

昨年は新型コロナウイルス感染症対策の一環で制限のあった飲食物の出店が、今年は解禁となり、5年ぶりに模擬店の出店が行われました。また、地域の団体の方々による手作り小物や雑貨、焼き菓子等の販売も行われました。

 

ステージの様子

講堂では、地域の団体の方々によるハワイアンバンドやキッズダンスをはじめ、明石看護キャンパスを中心に活動している軽音部と合唱団LARIMARによるステージや、学生会によるカラオケ大会が催されました。

 

軽音部(看護学部)

 

合唱団LARIMAR(看護学部)

 

併せて、当日は明石市社会福祉協議会・臨床看護支援センターの主催で、認知症を正しく理解し、認知症の方やその家族を見守る「オレンジサポーター」になるためのオレンジサポーター養成講座が行われました。

 

看護やこの大学のことを楽しみながら関心を持っていただける機会にしたい

今年の欅まつりは「Reborn Zelkova Festival」をテーマに行われました。このテーマには様々な意味が込められていると話す兵庫県立大学明石看護キャンパス欅まつり実行委員会委員長の玉置万倖さんは、「今年は新型コロナウイルスの制限が緩和されたことで、欅まつりも再び生まれ変わり、コロナ禍前の盛り上がりを取り戻していきたいと考えていました。さらに欅には、『けやけし=際立って美しい』という意味があります。欅まつりも欅のように『美しい学祭』を目指していきたいという思いから、欅の英名である『Japanese Zelkova』からとった『Reborn Zelkova Festival』としました。また、『Reborn』にちなんで今年の欅まつりのモチーフをリボンにし、『学内を結び、そして学内を越えて地域とつながることを大切にする学祭にしたい』という思いを込めました」と語ります。

 

続けて玉置さんは「欅まつりを、看護やこの大学について楽しみながら関心を持っていただける機会にしたいと考えていました。そのために、実際に看護を体験したり障害者スポーツを楽しめたりする様々な企画を準備しました。また、大学周辺の病院や保健所の方にも出展していただき、看護学部の特色を活かした学祭の開催を目指しました。さらに今年度の試みとして、飲食物の出店が可能となったことから、大学内で募集を呼びかけ、模擬店の出店を企画しました。『欅まつりをさらに盛り上げていこう』という思いでの企画でしたが、5年ぶりの試みだったため、不安も多く、準備も手探りの状態でした。上手くいかないことも多々ありましたが、学生会のメンバーと何度も話し合いを重ね、教職員の方々のご協力もいただきながら開催に向けて準備を進めることができました」と準備期間中のことを振り返ります。

開場前の入口

 

また、同じく兵庫県立大学明石看護キャンパス欅まつり実行委員会委員長の仲埜祥真さんは、「私たち学生が看護学部で普段どんなことを学んでいるのかについてや、がんなどの身近になっている健康問題についての情報を来場者のみなさんに知っていただきたいと思っていました。当日は、多くの方々に来ていただき、がんや性に関する知識について知っていただくだけでなく、心肺蘇生などの実践や飲食物の模擬店などを楽しんでいただけたと感じています」と話しました。

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