7月30日(火)、ATCホール(大阪市住之江区)において、日本経済新聞社大阪本社の主催による日経STEAM2024シンポジウム「新しい価値創造への挑戦」が開催され、本学から社会情報科学部・情報科学研究科の円谷友英教授が参加しました。
STEAMとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(デザイン、感性等)、Mathematics(数学)の5つの単語の頭文字を組み合わせた造語で、文系・理系といった枠にとらわれず、各教科等の学びを活用しながら、現代社会における問題や課題の発見・解決、社会的な価値の創造に結びつけていくための次世代人材育成の教育手法として注目されている教育概念です。日経STEAM2024シンポジウムの会場内では、国内外の高校生・大学生チームが、未来の地球をどう守っていくのかについてチームで意見を取りまとめてシンポジウム会場でプレゼンテーションを行う「学生サミット 未来の地球会議」をはじめとした各種イベントが行われました。
女性研究者座談会
円谷教授は、文理を問わず「好き」を仕事にした女性研究者に向けて、会場の参加者がライブで自由に質問することのできる「女性研究者座談会」に登壇しました。座談会は、「学びを極めたい」「自分の好きなことを仕事にしたい」といった将来を思い描く高校生たちに向けて、様々な分野で活躍している登壇者が先輩研究者としての立場から、これまでに直面した課題や乗り越え方など実体験をもとに紹介し、極める楽しさなどを伝えることを目的としているもので、12の大学の女性研究者が登壇しました。
参加高校生はA~Lの12グループに分かれ、円谷教授はJブロックの高校生と座談会を行いました。座談会は終始和やかな雰囲気で行われ、高校生からは円谷教授の出身学部である工学部のことについてや研究内容をはじめ、学生時代の1人暮らしについてや大学院での博士号取得に関することなど様々な質問があがっていました。
当日会場ではシンポジウムに参加した大学や企業によるブース相談会も行われました。本学のブースでは主に入試相談に応じ、ブースに訪れてくださった高校生や高校教員の方に向けて、本学や志望される学部をはじめ、入試の制度についてご紹介しました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
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