社会科学研究科会計専門職専攻は、会計研究科が設置された2007年から数えて、今年度で17年目となります。
修了生のみなさんを思い出多きキャンパスにお迎えし、11月16日(土)、神戸商科キャンパス大学会館において、第6回会計専門職専攻・会計研究科ホームカミングデイを開催しました。会計専門職専攻・会計研究科ホームカミングデイは、コロナ禍で中断していたため、2018年12月以来、久しぶりの開催となりました。
社会科学研究科会計専門職専攻及び会計研究科は、西日本の公立大学において初めての会計専門職大学院として2007(平成19)年4月に設置され、現在まで多くの会計専門職業人を輩出し、修了生は、監査法人・税理士法人・民間企業・医療機関・地方自治体等、様々な分野において活躍しています。
懇親会
懇親会は、15時から約2時間半にわたって盛大に執り行われました。参加者は、公認会計士(試験合格者を含む)8名、税理士1名を含む修了生31名に加えて、現役教員及び学生を含む約60名が集いました。かつて教鞭をお執りいただいた松山康二先生、澤田正先生にもご参加いただきました。
懇親会では、はじめに会計専門職専攻長の土田俊也教授から挨拶がありました。土田教授は「6年ぶりにホームカミングデイを開催することができました。ご参加いただいた修了生の皆様にお礼申し上げます。2007年に開設された会計研究科は、2021年に同じキャンパスにある他の研究科との再編・統合により、社会科学研究科会計専門職専攻となりました。ただ、会計研究科以来の『高度会計専門職業人の育成』という目標に変わるところはなく、日々教育・研究を行っています。今後、会計専門職専攻が発展していくためにも、修了生の皆様がそれぞれの分野で活躍することで、兵庫県立大学の会計専門職大学院の名声を高めていただきたいと思っております。本日は、久しぶりに再会する方もいらっしゃると思います。コロナ禍では、なかなか実施できなかったことですので、大いに語り合い、楽しんでいってください」と挨拶しました。
続いて、社会科学研究科長の林昌彦教授から挨拶がありました。林教授は「2024年は、兵庫県立大学創立20周年・創基95周年にあたります。本学は2004年に神戸商科大学・姫路工業大学・兵庫県立看護大学の県立3大学が統合して開学しました。そして、創基95周年とは、兵庫県立の高等教育機関として開学時期が最も早い兵庫県立神戸高等商業学校(神戸商科大学の前身)の開学(1929年)を基(もと)と捉えて95周年という意味です。会計専門職専攻は、2007年の会計研究科開設から17年目を迎えました。私たちは、神戸商科大学の伝統を受け継ぐとともに、『理論と実務の架け橋』を教育理念として新たな道を切り拓いていきたいと考えています。私たちにとって修了生のみなさんのプレゼンスは、何よりも力になります。ますますのご活躍を祈念しています」と挨拶しました。
懇親会では、会場のいたるところで話に花が咲き、旧師や旧友との再会、現役学生との交流などで盛り上がり、母校との「絆」をより深めていただく機会となりました。
ホームカミングデイ参加者の感想より
・先日、母校のホームカミングデイに参加しました。久しぶりに訪れる大学の雰囲気は懐かしく、学生時代の思い出が鮮やかによみがえりました。当時の先輩後輩や先生方にも再会でき、変わらない笑顔と温かい言葉に心が満たされました。同窓生たちと近況を語り合う中で、人生の様々な道を歩んでいる仲間の話を聞くことができ、とても刺激を受けました。このような場があることで、母校とのつながりを改めて感じることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。これからも大学の発展を応援しながら、また次回のホームカミングデイで再会できるのを楽しみにしています。(2016年3月修了生)
・お世話になった先生方と久しぶりにお会いすることができ、大変楽しい時間を過ごさせていただくとともに各方面でご活躍されている先輩、後輩のお話を伺い、自分も頑張ろうという刺激を受けることができました。また、普段仕事でお世話になっている方が会場に居られ、同窓であったことが判明し驚くとともに卒業生の活躍の場の広さを改めて実感いたしました。(2015年3月修了生)
・お世話になった先生方、かつてともに勉学に励んだ旧友たちと再会できたこと、そしてこのような機会でなければお会いすることのなかったであろう先輩・後輩たちとつながることができたことに感謝します。(2021年3月修了生)
・久しぶりに会う同級生や後輩、初めて会う先輩方ととても楽しく刺激的な時間を過ごすことができました。会計専門職専攻での学びを軸としながら、いろいろな道で活躍する方々がいることを知り、身が引き締まる思いです。また当時、オンライン授業で実際にお会いする機会が限られたにもかかわらず、私を覚えていてくれた先生方ともお話しすることができました。「恩師が自分のことを応援してくれている」という事実にとても励まされました。(2022年3月修了生)
・旧友や同期生、そしてお世話になった先生方と再会できたことは、大変懐かしく、また心からの感謝を覚えるひとときとなりました。特に、同期生の皆様がここで学んだ知識を基にそれぞれの分野の実務で活躍を遂げられている様子を伺い、こうした絆が今もなお続いていることに深い喜びを感じております。このような貴重な機会を通じて、多くの刺激を得ることができたことに感謝申し上げます。(2022年3月修了生)
・懐かしのキャンパスや、久しぶりの再会への嬉しさとともに、同期をはじめ先輩方の活躍を知り気の引き締まる思いにもなりました。次回は今回よりもさらに良い顔で出席できるよう頑張っていきたいと思います。(2023年3月修了生)
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