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2025年度兵庫県立大学GBC・GB専攻秋季学位記授与式を挙行しました

9月18日(木)、神戸商科キャンパスにおいて、国際商経学部グローバルビジネスコース(以下GBC)及び大学院社会科学研究科グローバルビジネス専攻(以下GB専攻)の留学生を対象とした2025年度兵庫県立大学GBC・GB専攻秋季学位記授与式を挙行しました。

 

本学では、例年9月にGBC及びGB専攻に留学生を対象とした学位記授与式を行っています。今年度は、2021年9月に入学してきたGBCの第3期生を中心に、12の国と地域出身の34名の留学生が新たな門出を迎え、33名が式典に出席しました。

 

当日は、会場にお越しいただけなかった関係者の方々に向けてLIVE配信を行いました。

 

式典は、すべて英語で行われ、髙坂誠学長による式辞をはじめ、来賓の方からのメッセージ等も英語で紹介されました。

 

はじめに学位記授与が行われ、髙坂学長から卒業生1人ひとりに学位記が手渡されました。卒業生は髙坂学長から学位記を受け取ったあと、卒業にあたってのメッセージを述べました。

 

続いて、髙坂学長が式辞を述べ、「戦後日本の運命に大きな影響を与えた1951年のサンフランシスコ講和会議で、元スリランカ大統領のジュニアス・リチャード・ジャヤワルダナ(Junius Richard Jayewardene,1906-1996)はブッダの教えを引用し、『人はただ愛によってのみ、憎しみを越えられる(Hatred ceases not by hatred, but by love.)』と説きました。悪を滅ぼすのが悪ならば、悪の跳梁が続くことになります。柔軟な知性と豊かな想像力をもって、みなさんは平和と正義の上に築かれた、誰1人取り残さない境界なき社会へと切り拓いていくことでしょう」と卒業生にはなむけの言葉を贈りました。

髙坂学長式辞

 

来賓祝辞

 

在学生代表による壮行メッセージでは、まず、GBCの在学生代表としてベトナム出身のブイ ホアン アインさんが「私たちの、GBCの学生としての使命は、グローバルリーダーとして成長することであり、卒業生のみなさんはグローバルリーダーとなりました。日本での学業を続けるにせよ、他国で学ぶにせよ、あるいは母国で新たなキャリアを始めるにせよ、みなさんには自分自身と周囲の人たちやコミュニティのためにポジティブな変化を生み出す力と可能性が備わっています。どうか、自信と勇気と優しさを持って、前進し続けてください」と卒業生に向けてメッセージを贈りました。

GBC在学生代表 壮行メッセージ

 

次に、GB専攻在学生代表としてベトナム出身のグエン タン カイン ズンさんが「本日の卒業は、学業の旅路の終着点であると同時に、新たな職業人生の始まりを意味します。ここに至るまでのエネルギー、そして、選択の積み重ねが結実した瞬間です。異国で第二言語あるいは第三言語を用いて、慣れ親しんだ場所や人々から遠く離れて学ぶことは決して容易ではありません。教室内だけでなく、日常生活においても日々の努力が求められます。だからこそ、今日この場に立っていること自体が既に大きな達成であり、称賛に値するものです。新たな職場へ、さらなる学びへ、あるいは全く異なる道へ、人生の次のステージに進むみなさんの自信と幸運、幸せを心から願っています。ここで過ごした時間は、みなさんが思っている以上に多くのことを教えてくれたはずです」と壮行メッセージを贈りました。

GB専攻在学生代表 壮行メッセージ

 

卒業生代表謝辞では、まずGBC卒業生代表としてベトナム出身のタイ トゥオン ジャ ハンさんがスピーチし、「GBCでは、経済学やビジネスに関する知識以上のものを得ました。授業で初めて声を上げた瞬間や、チームプロジェクトを公平に分担する方法を模索した経験、あるいは母国語以外の言語でプレゼンテーションを行った経験など、これらは些細な出来事や単なる課題に思えるかも知れませんが、そうではありませんでした。『進歩は完璧に目に見えるとは限らないが、それでも意味がある』という、重要なことを教えてくれました。親愛なる友人やクラスメイトのみなさん、これからも大胆な一歩を踏み出し、好奇心を持ち続け、不確かなときでも自分を信じてください。私たちはすでにここまで来ました。次に『何を作り上げるのか』、私は楽しみにしています」と同期の仲間たちに呼びかけました。

GBC卒業生代表謝辞

 

 

続いて、GB専攻修了生代表としてマレーシア出身のアウ ヨン ケインさんがスピーチし、「大学での時間は短いですが、人生において重要な時期です。この間、私たちはさまざまな背景や文化を持つ新たな友人を得て、新たな知識を身につけ、さまざまな活動やイベントに参加して、今日の私たちを形づくる経験を得ました。正しい決断をしたのか疑問に思うこともあったかも知れませんし、さまざまな困難に立ち向かう中で苦労もありましたが、ついに私たちはやり遂げたのです。人生の一章を閉じることも新たな章を始めることも、常に甘酸っぱいものです。しかし、この人生の一章を閉じるにあたり、私は自らの大志を成し遂げられたと確信しており、後悔なく別れを告げることができます。ちょうど5年前に新たな章を歩み始めたように、私は今、人生の新たな章を始める準備ができています。この場にいる全ての卒業生のみなさんは、社会の新メンバーとして、大学時代に困難を乗り越えたことを思い出してほしい。あなたたちは強い人間です。試練に打ちのめされないでください。浮き沈みなくして完璧な物語はありません。どんな困難にも立ち向かう覚悟を持ってください」と力強く述べました。

GB専攻修了生代表謝辞

 

 

式典終了後、卒業生・修了生は友人や教職員、保護者の方等と記念撮影をしたり、思い出話に花を咲かせるなどして、卒業・修了の喜びを分かち合っていました。

このたび卒業・修了された第3期生のみなさんが本学に入学した2021年9月は、依然、新型コロナ禍中にあった時期で、政府の国費留学生を含め、大多数の学生が外務省の新型コロナウイルス感染症拡大懸念による水際対策強化の影響により、来日が難しい状況にありました。そのため、この年は予定していた入学式の代わりにオンラインでのイベント及びオリエンテーションが行われ、3期生の留学生全員が日本への来日を果たすまで、GBCの新入生対象の講義は対面とオンラインのハイブリットで行われました。このような新型コロナ禍による制約をはじめ、さまざまな困難を乗り越えながら、出身地から遠く離れた本学に入学され、日々勉学等に励まれてきたみなさんに敬意と祝意を表します。
髙坂学長が式辞で述べていたように、卒業や修了をもって、みなさんと大学との絆が切れるわけではありません。神戸商科キャンパスは、みなさんの愛すべき母校であり続けます。いつでもキャンパスに立ち寄ってください。教職員一同、みなさんの今後のさらなるご活躍を願っています。
ご卒業おめでとうございます。

 

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