11月4日（金）から6日（日）の3日間、神戸商科キャンパスで兵庫県立大学商大祭実行委員会主催の「兵庫県立大学祭 商大祭2022 C-NAS祭」が開催されました。
商大祭 C-NAS祭は、本学の東側の地域に位置するキャンパスに通う学生が神戸商科キャンパスに集い、例年11月に開催している大学祭です。
今年の商大祭は、「It’s 商 time!」をテーマに行われました。3年ぶりに学内外を問わず、全ての方に来場いただける大学祭となり、様々な年代の方がキャンパスを訪れ、賑わいを見せました。
ステージイベントの様子
屋外に設置されたステージでは、3日間にわたって、本学の学生のみならず、近隣の大学の学生のみなさんや地域の方々にもお楽しみいただける様々なイベントが催されました。また、2日目の11月5日（土）には、タレントの一ノ瀬颯さんをお招きしてのトークショーを、11月6日（日）には、吉本興業株式会社から4組のお笑い芸人をお招きしての「よしもとお笑いライブ」が行われました。
地域の方にもご参加いただきました。
展示の様子
教室や体育館、屋外では、クラブ・サークル・学生団体による展示や音楽ライブが行われました。
模擬店の様子
今年の商大祭では、飲食提供が3年ぶりに解禁となったことから、兵庫県内を拠点に活動されている6社のキッチンカーをお招きし、出店いただきました。
商大祭2022 C-NAS祭を振り返って
商大祭実行委員会第54代委員長の藏下雅さんは、「今年度は、『It’s 商 time!』というテーマのもと、3年ぶりに学内外問わず、すべての方に来場いただける商大祭が実現しました。私たち3回生が入学した2020年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で入学式は中止となり、前期は大学に行くことさえ許されない状況でした。そして、この商大祭も2020年度はオンライン開催、昨年度も学内生のみでの開催だったため、今年度の商大祭を私たちが主となって企画・運営するのは、正直不安な気持ちが大きかったです」と、商大祭開催までの学生生活の日々を振り返ります。
「しかし、テーマにも込めている『“show”を通じて、県大「生」の素晴らしさを「証」明し、そこにはたくさんの「笑」顔があふれている。ポストコロナ社会での新たな「商」大祭をみなさんとともに創り上げていきたい』という想いを胸に、不安も力に変え、今の私たちだからこそできる商大祭にしようと、部員一丸となって頑張ることができました」と、藏下さんは力強く語ります。
商大祭の期間中について、藏下さんは「結果的に、商大祭は大きなトラブルもなく、3日間を無事に開催することができました。概算ではありますが、来場者数は計2,300名にのぼり、少しずつではありますが、コロナ禍前の賑わいを取り戻せつつあるのかなと感じます。今年度、初めての試みであったキッチンカーでの飲食物販売も行列ができ、待ち時間が生じるほどの人気で、大学祭での新たな飲食物提供の形を示すことができたと思います。また、ステージ企画や展示会、ちびっこ企画や体育館でのイベントにも多くの方が足を運んでくださり、大いに盛り上がりました。そして、商大祭を締めくくる後夜祭では、3年ぶりに花火を打ち上げました。長いようで短かった商大祭実行委員としての生活を振り返りながら見る花火は、感慨深いものがありました。他にも、後夜祭では、みんなでダンスやビンゴなどの企画を行ったのですが、参加者全員が一体となって楽しんでいる姿や笑顔が溢れる、とても素敵な時間を過ごせたように感じました」と、充実感に溢れる表情で話してくれました。
最後に藏下さんは、「準備期間から当日の運営までずっと支えてくださったOB・OGのみなさん、学生スタッフのみなさん、学生課・保安・工技員・教員の方々、3日間商大祭を盛り上げてくださったステージ出演者のみなさん、キッチンカー出店企業の方々、来場者の方々、そして、2022年度商大祭実行委員会のメンバー。今年度の商大祭に関わってくださった全ての方に感謝しています。忙しくてつらいと思うこともたくさんありましたが、それ以上に、人との出会いに恵まれ、最高の思い出を作らせていただけたことを心から幸せに思います。ともに素敵な商大祭を創り上げてくださり、ありがとうございました」と、感謝の言葉を述べました。
本学の西側の地域に位置するキャンパスに通う学生が姫路工学キャンパスに集って開催した「第19回兵庫県立大学工大祭」の当日の様子については、下記のリンク先からご覧になれます。
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