新型コロナウイルス感染拡大で休校が続いた子どもの心のケアのため、本学の冨永良喜教授らが作成した「心とからだのチェックリスト」に注目が集まっています。
東日本大震災や熊本地震の際にも使用したチェックリストは、回答を素材に親や教師が子どもとの会話を活発にし、信頼関係を深めて子どものストレスを軽減するのが狙いです。
冨永教授のブログでは、中学高校・大学向けの「心とからだのチェックリスト」、小中学校向けの「健康チェックとれんらくノート」のほか、チェックに合わせて対処法を学べるリーフレットも公開しています。
新型コロナウイルス感染拡大で休校が続いていた小中高校が約3カ月ぶりに再開されました。
外出制限が緩和される一方で、感染の恐怖の中での生活が続きます。
子どもたちの不安に対応するために、折々に声を聴く機会を見つけ、心のつぶやきを聴こうとすることが大事である、との冨永良喜教授のインタビューが掲載されました。
「サンテレビニュース」で、冨永良喜教授のブログで公開されているチェックシートについて取り上げられました。
3月から公開すると、1日およそ1500件のアクセスが続いたということで、ストレスを抱える子どもたちとコミュニケーションを取るきっかけに活用してほしい、との冨永教授のコメントが放送されました。
COPYRIGHT © UNIVERSITY OF HYOGO. ALL RIGHTS RESERVED.