令和3年12月14日(火)、末松信介文部科学大臣から「ナイスステップな研究者2021」について発表がありました。
そして、本学の情報科学研究科 井上寛康准教授がそのお一人に選ばれました。
「ナイスステップな研究者」は、平成17年から毎年、学術研究においてブレイクスルーとなるような研究業績をあげられた若手の研究者が選ばれており、その中にはノーベル賞受賞者となった山中伸弥教授や天野浩教授もおられます。
井上准教授の研究業績は、「『複雑な社会・経済現象をシミュレーションで解明 -異分野融合で拓くよりよい社会―』として、地震などの災害やCOVID-19といった実際的な問題に、スーパーコンピュータ「京」や「富岳」を用いた大規模なシミュレーションで取り組まれる研究は、一見不可能と思われる社会・経済の予測を試みるという可能性から、メディアで注目されるのみならず、政策立案の参考になるなど、今後の利用拡大が見込まれます。」、と紹介されています。(文部科学省 科学技術・学術政策研究所 発表資料から)
今回の受賞について、井上先生は、「数多くの優秀な方が過去に選出された賞に自分が選出されたことは、これまで苦労をして進めてきた研究を評価いただいたという点で非常にうれしく思います。また兵庫県立大学として初めて選出されたことも大変な名誉であり、我々の大学から選出される方が今後続けて現れるように、研究・教育を一層推進していきたいと思います。」と話されました。
本学にとりましても大変名誉なことであり、本学教職員一同、お慶びを申し上げます。
井上先生、本当におめでとうございます。
文部科学省の発表を受けて、12月14日(火)14時から本学の学長記者会見において太田学長からご紹介の後、井上先生ご本人から研究内容等を説明いただきました。
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