11月1日(金)から3日(日)の3日間にわたって、姫路工学キャンパスで兵庫県立大学大学祭実行委員会西支部主催の「第21回兵庫県立大学工大祭」が開催されました。
工大祭は、本学の西側の地域に位置するキャンパスに通う学生が姫路工学キャンパスに集い、例年11月に開催している大学祭です。
今年の工大祭は「工大祭こーへん?後悔はさせません。」をテーマに行われました。2日目については、台風の接近に伴う荒天及び大雨警報の発令により、体育館でのアーティストライブ以外の催しは中止となりましたが、開催期間中は教職員やその関係者、地域の方々など約2,500名の方々にご来場いただきました。
ステージイベントの様子
屋外特設ステージでは、大学祭実行委員会の企画によるイベントをはじめ、音楽やダンス、演劇など文化系クラブ・サークルによるステージが行われ、1日目の11月1日(金)には吉本興業株式会社から5組のお笑い芸人をお招きしての「よしもとお笑いライブ」も行われました。
工大祭初の取組「ボディビル大会」
2日目の11月2日(土)には、体育館でロックバンド「FOMARE」のみなさんをお招きしてのアーティストライブ「FOMARE in Koudai-Festival Live」が行われ、学内外から多くの観客が会場を訪れました。
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模擬店の様子
飲食関係の模擬店については、クラブ・サークル、学生団体、各研究室等から37団体が、展示や物品販売、ゲームなど飲食以外の模擬店については8団体が出店し、屋外には各種模擬店が軒を連ね、にぎわいを見せました。併せて、地域から2台のキッチンカーをお招きし、出店いただきました。
3日目の11月3日(日)には、姫路市消防局姫路西消防団の方々による消防団広報ブースが設けられ、防災に関するクイズや防水体験が行われました。
展示・イベントの様子
教室や大学会館では、クラブ・サークル・学生団体をはじめ、地域の団体の方々による展示やイベント、ライブが行われました。
『拡がる工大祭』を掲げて
今年の工大祭の開催について兵庫県立大学大学祭実行委員会西支部実行委員長の副島諒哉さんは、「昨年の工大祭では『コロナ禍後の新たな工大祭』を目指した結果、コロナ禍前の賑わいを取り戻すことができました。今年は、コロナの猛威も去った昨今、昨年よりも進化した工大祭を目指して準備を進めてきました。コロナによる規制が緩和され、平穏な日常生活が戻ってきた一方で、現在、大学在学中の学生たちは楽しいはずの青春時代をコロナによって制限されてきました。それにより『学校行事は楽しくない』という固定観念を持った学生も多いのではないかと思います。そこで私たちは、『拡がる工大祭』を掲げました。昨年は『コロナ禍前の形態を取り戻すこと』に尽力し、成功しました。今年はステップアップして、工大祭を『拡大』し、兵庫県立大学の名前を『拡げ』、1日中飽きることなく楽しみ続けられる学園祭をつくりたいと思いました。併せて、今年はアーティストライブの規模を『拡大』することで、学外からの来場者を増やして大学全体を盛り上げることに貢献したいと考えました」と話します。
そのため、副島さんたちは今年の工大祭のテーマを『工大祭こーへん?後悔はさせません。』にしたといいます。「昨年までは『コロナ禍前の賑わいのある工大祭』を実現することに尽力してきました。その中で分かった失敗や成功を全て受け止め、今年は『来ていただいた方を余すことなく楽しませること』を目指して、『来場者の滞在時間を延ばすこと』と『快適に楽しんでいただくこと』の2点を目標にしました」と副島さんは語ります。
具体的な取組内容については、「まずは教室展示を強化して、ゆっくり楽しんでいただける企画を実施しました。広報にも力を入れ、今回が初となる取組として、姫路駅内の柱へのポスター掲示をはじめ、GoogleやYahoo!のサイト上への広告掲示を実施しました。また、工大祭のサイトを大幅に改良して、より一層企画に興味を持っていただけるようにしました。学内の装飾にも力を入れて、モニュメントや階段アート、横断幕などを作成しました。さらに、姫路市の消防局にもご協力いただいて出展していただいたり、工大祭初の取組としてボディビル大会を開催したり、後夜祭では15年ぶりのレーザーショーを行うなど、老若男女多くの方々に楽しんでいただけたのではないかと思っています」と説明しました。
レーザーショーの様子
最後に副島さんは「今年も無事に工大祭を開催することができました。しかし、あいにくの悪天候により、2日目は中止となってしまいました。楽しみにしていただいていた方や関係者の方々には、大変残念な思いをさせてしまったことを申し訳なく思います。それでも、来場者の方々や参加団体の方々のおかげで約2,500人の方々に楽しんでいただけました。これも、大学近隣の方々をはじめ、髙坂誠学長や学務課の職員の方や先生方、関係団体の方々、来場者の方々のお力添えがあったからこそ、今年の工大祭を成功させることができました。本当にありがとうございました」と述べました。
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本学の東側の地域に位置するキャンパスに通う学生が神戸商科キャンパスに集って開催した「兵庫県立大学祭 商大祭2024 C-NAS祭」の当日の様子については、下記のリンク先からご覧になれます。
・ケンダイツウシン「兵庫県立大学祭 商大祭2024 C-NAS祭「Blossom」」
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