「防災リーダー教育プログラム」の副専攻生が表題のイベントの企画と運営を担いました。このフォーラムは福良地区防災フェスタ実行委員会主催で例年9月に行われていますが、昨年と今年はコロナ禍のため12月に延期され、今年は12月19日(日)に開催されました。また、例年であれば多世代の地域住民の皆さんに参加いただいていますが、コロナリスク回避のため地元自治会などの役員の皆さんにのみ限定して参加していただきました。
参加者の方々には、健康状態確認用紙に当日の体調を記載していただきました。また、会場に入る前には受付において検温と手指消毒をお願いしました。ここでは看護学部3年生の副専攻生の皆さんにお手伝いいただきました。さらに会場内では互いにソーシャルディスタンスを保つことを心がけ、対面でのフェスタ開催を実現しました。
【受付を担当する看護学部の副専攻生】
副専攻生が企画し、発表・披露したのは、
①昭和南海地震の学びを通して考えた近い将来の南海トラフ巨大地震に対する備えを伝える防災劇【必ずやってくる南海トラフ巨大地震に備えて】
②まち歩きを通して考えた【福良のまちの魅力や一時避難所・指定避難場所への道順を紹介するポスター】
の展示でした。
【副専攻生による防災劇(小学生が教室で防災を学ぶシーンより)】の様子】
その他、淡路地方史研究会会長の海部伸雄氏による記念講演【古文書などに残る福良周辺の地震・津波の歴史】や地元福良小学生による、防災学習や未来の福良の町づくりに関する学習を通して【今、わたしたちが考えること】の発表がありました。地元住民約40名、南あわじ市の市長様をはじめとする行政職員と淡路県民局職員など約10名、県立大学学生23名の参加がありました。
【フォーラム会場の様子】
地元の住民の皆さんからは「昭和南海地震については知らなかったので、劇で分かりやすく伝えてくれてありがたかった。日頃から危機感を持つ大切さを学んだ。」などの好評価をいただきました。
副専攻について・・・所属学部の「主専攻」以外にも各自の学びの機会を広げるため、特定のテーマを設定し、学部の枠を超えて設けられた教育課程です。本学ではこれからの時代にとって必要性の高い3つのテーマを選び、副専攻プログラムを用意しています。詳しくはこちら(副専攻プログラム)
フォーラムに関わった副専攻生及び減災復興政策研究科大学院生(写真撮影時のみマスクを外しています)
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