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兵庫県立大学祭 商大祭2023 C-NAS祭「Utopia Of Hyogo」

11月3日(金)から5日(日)の3日間にわたり、神戸商科キャンパスにおいて兵庫県立大学商大祭実行委員会主催の「兵庫県立大学祭 商大祭2023 C-NAS祭」が開催されました。

商大祭 C-NAS祭は、本学の東側の地域に位置するキャンパスに通う学生が神戸商科キャンパスに集い、例年11月に開催している大学祭です。

今年の商大祭は、「UOH ~Utopia Of Hyogo~」をテーマに行われました。昨年は、コロナ禍以来3年ぶりに学内外を問わず、全ての方に来場いただける形で開催され、さらに今年は、新型コロナウイルス感染症の5類感染症への位置付けの変更に伴い、感染症対策に配慮しながら4年ぶりに学生主体による飲食関係の模擬店の出店が行われました。

 

ステージイベントの様子

屋外に設置されたメインステージでは、本学の学生をはじめ、近隣の大学の学生のみなさんや外部のパフォーマンス団体の方々にも出演いただき、多彩なステージが繰り広げられました。2日目の11月4日(土)には、吉本興業株式会社から2組のお笑い芸人をお招きしての「よしもとお笑いライブ」を、最終日の11月5日(日)に行われた後夜祭には、タレントで俳優の前田旺志郎さんによるトークショーが行われました。

 

模擬店の様子

4年ぶりの実施となった模擬店については、クラブやサークル、学生団体、神戸商科キャンパス内の研究室から出店がありました。

 

展示会の様子

教室では、クラブやサークル、神戸商科キャンパス内の研究室による展示会がありました。専門性や日々の成果を活かしたものなど、それぞれ趣向を凝らした展示が行われました。

 

自然・環境科学研究所の鳴沢真也専任講師による太陽観察会も行われました。

 

伝統を受け継ぎつつ、新しい商大祭へ

今年の商大祭のテーマ「UOH~Utopia Of Hyogo~」に込められた思いについて、商大祭実行委員会第55代委員長の寺崎桃杏奈さんは、「今年は『おとぎ話×遊園地』を主軸にして、それぞれの企画が1つの童話の世界を表現し、大学全体でおとぎ話の中に足を踏み込んだかのような夢のような世界を、そして、遊園地のようなワクワク感で彩った世界をつくり上げ、『来場者のみなさんを夢の世界にお連れする』というコンセプトで商大祭を開催しました。また、観覧車をモチーフにしたロゴは、1つひとつのゴンドラが『願いごとを叶えてくれる存在』である虹の色になっています。みなさんの夢や願いをゴンドラに乗せて観覧車が回り続けるように、みなさんの願いを叶えながら夢の世界・ユートピアが続いていくようにという願いを込めました」と語ります。

 

今年の商大祭のロゴをメインにデザインされたポスター

 

寺崎さんは、約半年前から商大祭に向けての準備を開始し、企画を考えてきたといいます。「『どのような企画にすれば、みなさんに楽しんでもらえるのか、ユニークなものにできるのか』について、実行委員会の部員全員で何度もミーティングを重ねてきました。また、今年こそ模擬店を復活させたいとの思いから大学側に交渉し、その結果、感染対策を徹底した上での模擬店出店を認めてもらうことができました。コロナ禍前は模擬店を行っていたとはいえ、昨年度の商大祭にはない新しい試みだったので、不安も大きかったです。私たちは、コロナ禍前の商大祭を経験したことがなく、さらに部員のほとんどが1、2年生で、試行錯誤しながらの準備となり、心が折れそうになったことも多々ありましたが、『商大祭を成功させて、多くの方々に楽しんでもらいたい』という一心で準備を進めてきました」と寺崎さんは準備期間中の心境を振り返りました。

実行委員会の部員による装飾物制作の様子

 

ステージリハーサルの様子

 

「今年の商大祭は、模擬店の実施を復活させることができたことで、学内の複数の団体の方々に参加してもらうことができ、それにより、当日は多くの学内生に来てもらうことができました。また、ステージイベントも、多くのパフォーマンス団体の方々に出演していただくことができました。商大祭実行委員会が準備してきたステージ企画では、観客のみなさんと一体となって楽しんでもらえるような企画にしました。そして、後夜祭では前田旺志郎さんのトークショーを開催し、花火も7分間の打ち上げを行い、来場者のみなさんに楽しんでいただけたのではないかと思います。来場者数は概算で2,400人超で、想像していたよりも多くの方々に来場していただくことができました。来場者の方々の楽しそうな表情を見ると達成感を感じ、頑張ってきてよかったと心から思いました。商大祭の3日間は、あっという間で、終わってしまうことは少し寂しくもありましたが、無事に終えることができて良かったです」と寺崎さんは商大祭を開催しての感想を述べました。

最後に寺崎さんは「準備期間から当日の運営まで支えてくださったOB・OGのみなさん、学生スタッフのみなさん、学生課・総務課・保安室の職員の方々、教員の方々、模擬店出店団体・パフォーマンス団体・展示会出展団体・ステージ企画参加者のみなさん、来場者の方々、そして、2023年度商大祭実行委員会のメンバー、今年度の商大祭に関わってくださった全ての方々に感謝申し上げます。伝統ある商大祭を受け継ぎながらも、今までの型にとらわれず、商大祭を進化させられるようにこれからも頑張りたいと思います」と話しました。

 

関連リンク

兵庫県立大学商大祭実行委員会 X

兵庫県立大学商大祭実行委員会 Instagram

 

本学の西側の地域に位置するキャンパスに通う学生が姫路工学キャンパスに集って開催した「第20回兵庫県立大学工大祭」の当日の様子については、下記のリンク先からご覧になれます。

ケンダイツウシン「第20回兵庫県立大学祭~20周年は、きっと想像以上だ。~」

 

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